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猫の無駄鳴きには理由がある!原因を知って正しく対処しよう

こんにちは^^ みらいです。

猫って子猫のときと発情期以外は
あまり鳴かないのかと思っていましたが、
案外鳴くときは大きな声を出すものですね。

わが家の猫は
目ヤニで真っ黒のところを保護してから
数日の間、まったく鳴かなかったので
「鳴かないコだな~静かでよかった~♪」
なんて思っていたのですが、

一緒に暮らしだしてから数年、
気づくとものすごくよく鳴くコに
変身していました(汗)

わざわざ離れたところに行っては
「ニャァ~」

朝5時頃から「ニャァ~」

時には明らかに、家人に向かって
文句を言っていることが分かる時も…

こういった猫の行動は
一般的に無駄鳴きと言われることが多く、

実際に
猫が何らかの要求を通したくて鳴いている
『要求鳴き』であることも多いのですが、

時として
病気が原因で起きていることもあるので
注意が必要です。

今日は
獣医さんから学んだ猫が鳴く原因や、
私自身が猫と暮らす中で気付いた
無駄鳴きしている時の接し方について、
お話していきたいと思います。

普段からおしゃべりが好きな猫で、
いつもと変わらず元気そうなのであれば
それはそれで良いのですが、

今までそんなに鳴かなかった猫が
急によく鳴くようになったりした場合は、
体調に変化がないか、
食欲や排泄物がいつもと違っていないか、
よくチェックしてあげてくださいね。

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Contents

猫が鳴く原因

猫が鳴く原因は、
大きく分けて4つあります。

1. 暇
2. ストレス
3. 病気
4. 発情期

1. 暇で鳴いている

多くの場合、暇をもてあまして
飼い主さんに直接的または間接的に
アピール鳴きしていることが多いようです。

直接的に甘えたがる猫なら、
飼い主さんのところまでやってきて
顔を見ながらニャオ?!と鳴いたりします。

無視していると
膝や肩に手をかけてきたりすることも。

うちの猫の場合、
私に向かって大声を上げることは
まずないのですが、

家人と接するときは
大きな声で結構しつこく鳴いています。

まだ寝ている朝方なら
耳元まで近づいてから「ニャアーン!」

遊んで欲しい時には
歩いている足元に絡んで「ウルニャン!」

なでて欲しいときには
手と顔を交互に見つめて「ウワーン!」
等々…

猫ってこんなに大きな声で、しかも
こんなにいろんな鳴き方をするんだ!?
と、結構驚いています。

そして、暇でも人に絡む気がないときは、
人目につかない場所にあえて行ってから
「ウワーン!」と鳴いていたり、

照明を見上げながら
「クゥ~ン」と鳴いたりしています。

そういうときは
こちらから寄っていったり
「おいで」と呼んだりしても、
猫の方からはほとんど寄ってきません。

おもちゃで誘うと
ノッてくることもありますが、
全然ノッてこないことも多いです。

暇だからといって、いつもいつも
人にかまってほしいわけではないし、
遊びたいわけでもなさそうです。

2.ストレス

お腹が空いているとか
何かもっとおいしいものを食べたいとか、
そういったときにも大きな声で鳴いて
アピールすることがあります。

他にも
「トイレが汚いから掃除して!」とか、
「向こうに行きたいからドアを開けて!」
といった要求鳴きをすることがあります。

その場で何かして欲しいときは、
食事場所やトイレ・ドアの前などから
鳴きつつこっちを見ていることが多いので、
アピールとしては非常に分かりやすいです。

また、
暇過ぎてそれがストレスになってくると、
それにつれてだんだん鳴き方も
イライラした感じになってきます。

多くの猫は
暇だったり運動不足が続いたりすると、
ストレスが溜まってきてイライラし、
攻撃的になったり
大声をあげたりしやすくなります。

3.病気

尿路結石症や腎臓病など
何らかの疾患にかかっている場合、

痛みや不快感から
猫が大きな声をあげることがあります。

また、高齢の猫などで甲状腺機能亢進症や
痴呆症になっている場合にも、
大声で鳴きやすくなります。

4.発情期

あと、病気ではないですが、
手術をしていない猫なら
発情期の可能性もあります。

発情期を迎えた猫は、ウワーン!とか
ナオーゥ!とか、ウオーゥ!など
普段とは違う大きな声で声鳴いたりします。

我が家の猫は、
体調が良くなかったこともあって
早い段階で避妊手術ができませんでした。

そしてそのまま歳を重ねてきたのですが、
発情期の特有の鳴き声は
年々大きくなっているようです。

とはいえ、お互いにちょっとずつ
折り合いがつけられるように
なってきたので、

今ではむやみやたらに
鳴くことはほとんどないのですが…。

我が家の場合は、
発情期に鳴くことを繰り返してきたことで、
それ以外の時でも大声で鳴く癖が
ついてしまったように思います。

猫が無駄鳴きしている理由を知って対処する

猫が大声で鳴いているとき、いつもすぐに
その理由が分かったら良いのですが、
なぜ鳴いているのか?
分からないことも多いですよね。

そこで、猫が鳴く原因を
もう少し詳しく見ていくとともに、
それぞれの状況に合わせた対処法について
見てきましょう。

まず、
いつもと違った鳴き方をしている時は、
ここ最近のごはんの食べ方や
トイレの仕方に
普段と違う様子が見られないか、
確認します。

食欲や排泄も日によって波があるので、
神経質になる必要はないと思いますが、

あまりにもしょっちゅう食べたがったり、
逆に全然食べないようなら、
どこか体の具合が悪いことがあるので
注意が必要です。

また、おしっこやうんちの見た目や
回数などに異常がないか、
よくチェックしましょう。

体調不良による鳴き声には
できるだけ早く気付けるけるよう、
飼い主としては注意しておきたいものです。

体調に異常がないようであれば、次に
無駄鳴きの原因別対処法を見ていきます。

1.お腹が空いている

早朝や夜間に空腹で鳴いているようなら、
まずは普段与えているごはんの量が
適正かどうか確認します。

ここ一月の間に
体重が大きく増減していなくて、
特に健康上問題なさそうなら、

猫が食べる時間と回数を少し変えるだけで、
無駄鳴きが改善される場合があります。

できるだけ普段のごはんの量は変えずに、
『朝・晩』とあげていたのを
『朝・晩・寝るまえ』に変えるなどして、
様子をみます。

それでも次のごはんの時間まで
間が持たないようなら、
パズルフィーダーなどを利用して、
猫が自力で少しずつ食べられるような
グッズを利用するのもよいと思います。

2.退屈している・運動不足

一般的に、猫と遊ぶ時間は
1日15分位で十分だとされていますが、
夜中に起きてきて
鳴いたり暴れたりしがちな猫には、
それだと少し物足りないようです。

寝る前に30から45分
しっかりと体を動かして遊び、
その後15分ほどは
撫でたりブラシがけをしたり、
マッサージなどをしてゆったり過ごすと、

猫が満足して
朝まで寝てくれるようになることも
多くなるようです。

また、夜中や留守中に
猫が自分で遊べるおもちゃや
パズルフィーダーを置いておくと、

飼い主さんが対処できないときでも
無駄鳴きを緩和させる効果が期待できます。

3.部屋を自由に行き来できるようにしておく

猫が家の中を見廻りたいときに
ドアが閉まっていると、開けるまでずっと
「開けてー!」と鳴くことがあります。

猫が自由に行き来しても良い場所なら、
最初から開けておくか
ペット用ドアをつけるなどしておくと、
大声で鳴かれて困ることもなくなります。

4.寝室に入れたくないなら

猫の寝る場所に飼い主さんの匂いがついた
服などを敷いておくと、
夜「寝室に入れて!」と鳴くことを
緩和させられるかもしれません。

まとめ

猫が鳴くのには何であれ理由があります。

ネットや本を見ていると、

「猫が鳴いたからといって
すぐに相手してしまうのは良くない」

「猫が無駄鳴きをしている時は
返事してはいけない。無視すべし!」

と書かれていることも多いのですが、
これは、猫にもよるし、
猫と飼い主さんの関係性や、
時と場合にもよる、と私は思います。

いずれにしても、
猫が鳴いたことと飼い主さんの行動を
関連付けさせたくない時は、

猫の無駄鳴き(要求鳴き)が収まったあと
15分以上(できれば1時間以上)経ってから、
相手をした方が良いようです。

私は、要求鳴きに応えて
すぐにごはんをあげたりはしませんが、
無視することはほとんどないです。

そして、「シーッ!」「ダメ。」
と必ず言ってきました。

今ではその言動の意味を理解し、
しつこく鳴くことなく鳴きやんでくれたり、
声を小さくしてくれたり
するようになっています。

猫がなぜ鳴いているのか
まずはその理由を知り、
どうしてあげることが良いのか
正しく判断して、

猫にとっても人にとっても
ストレスの少ない毎日を
過ごせるようになると良いですね。

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