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猫を落ち着かせる方法。パニックを起こしたときの注意点

こんにちは^^ みらいです。

普段おとなしい猫でも、何かの拍子に
突然走り出したり逃げ回ったりし始めると、
手がつけられなくなることがありますよね。

そんな時の猫って、なんだか
飼い主のことを忘れてしまったかのような
顔をしていたりするので…飼い主としては
ちょっとショックだったりしませんか?

そしてなにより、
そんな状態になった時、
猫があちこちにぶつかったり、コケても
なお走り続けたりしようとするので、
見ていてとてもハラハラしますよね。

本当に激しい興奮状態になった猫は、
ドアや窓・網戸に突進するなどして
思わぬ事故やケガをする場合があるので、
十分気をつけておかなくてはなりません。

今日は、
猫がどういうときに興奮しやすいのか、
興奮状態になってしまったときは
どうすれば早く落ち着かせられるのか、等
私が実際に試して効果があった方法や
自分なりに調べてみて良さそうだと思った
方法について、書いてみたいと思います。

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Contents

猫がパニックを起こしやすい原因

恐怖心から落ち着きをなくすケース

たいていの猫は、
恐怖を感じるような出来事があると
その場から大急ぎで離れようとします。

例えば

  • 突然、何かしら大きな物音がした
  • 見知らぬ人が家にやってきた
  • 急に背後から手を出された
  • 掃除機音やヘアスプレーなど、
    猫が嫌がる音を何の前触れもなく出した
  • 体に何かが覆いかぶさった

などの不意打ちにとても弱いようです。

わが家の猫の場合
パニックにまではならないとしても、

“得体の知れない物音が
どこからともなく聞こえてきた時”

には、かなりうろたえて
落ち着きがなくなります。

たまに唸りながらウロウロして
オエッと餌付いたりすることも… ^^;

他にも、病院に連れて行こうとしたときや
病院内で、嫌な思い出がよみがえってきて
パニックを起こす猫もいるようです。

病気が原因で落ち着きがなくなるケース

驚くようなことがあったわけでもないのに
猫にパニックのような症状が
繰り返し見られる場合、

病気やケガが
原因となっていることがあります。

急に抱っこを嫌がるようになったり、
特定の場所を触ると逃げたり
飛び上がったり暴れたりするなど、

猫にいつもと違う様子が見られたら、
体に異変がないかよく観察して
獣医さんに相談することを
オススメします。

落ち着きをなくしやすい病気

【甲状腺機能亢進症(バセドー病)】

甲状腺の機能が働きすぎることによって、
異様に元気になることがあります。

元気になるというよりは、
元気すぎて落ち着きがなくなります。

元気で食欲も旺盛でありながら、
体重がどんどん落ちて痩せてくるなどの
症状がみられたら、
甲状腺機能亢進症の可能性があるので、
病院で診てもらうようにしましょう。

猫がパニックを起こしたときの対処法

まず、猫がパニックを起こして
家の中を走り回りだしたら、
猫には近寄らないようにします。

パニックを起こしている時の猫は
かなり冷静さを欠いている状態なので、
たとえ飼い主であっても近づかれることを
極度に嫌がります。

場合によっては噛まれたり
ひっかかれたりすることもあるので、
手を出さないよう注意しましょう。

また、危険物があればそっと片付けて、
すみやかに別室などに避難するか
猫の通りみちから外れた場所で
静かに様子を見ておくようにしてください。

猫を落ち着かせる方法

狭くて安心できる場所を用意する

何かあったときに、猫が確実に
「ここにいれば安全」
と思えるような場所がない場合、
猫はますますパニックを起こして
家中走りまわり続けることになります。

できるだけ部屋の奥(隅)などに
猫が自分だけ入れるようなサイズの
丈夫で暗いスペースを作ってあげましょう。

上部が頑丈な素材で塞がれていると
猫はさらに安心します。

部屋を暗くする

部屋を暗くすることで猫の動きを
コントロールしやすくなります。

パニックを起こして
落ち着きをなくしているような場合には、
部屋が明るいより暗いほうが
興奮した神経を静める効果が働きます。

この場合の暗さとしては、常夜灯レベルや
遮光カーテンを引いた程度の暗さでも
それなりに効果がありそうです。

ただ、ここで一つ注意点があるのですが、
恐怖心からのパニックではなく、
夜の大運動会的なテンションで
ドタバタ走り回っているような時は、
中途半端な暗さは逆効果です。

(これについては別の日に書きましたので、
詳しくはそちらをご覧ください)

予防策としてできること

普段からいろんな物音を聞かせて耐性をつける

わが家の猫と友人宅の猫、それから
ペットショップの猫をそれぞれ比較すると、

物音に関しては特に、かなりの割合で
慣れの部分が大きいと感じます。

例えばうちの猫は、
普段はテレビも付いてなくて
人の出入りもほとんどないような
静かな家で過ごしているため、

最近まではちょっとした物音にも
過敏に反応するところがありました。

ここ数年は、
住んでいるマンションの大規模改修や
小規模改修が繰り返されてきたおかげで、
少しずつ周囲の物音や他人の気配にも
慣れてきたようです。

それでも、友人宅の猫や
ペットショップの猫と比べると
だいぶビビりっ子ちゃんだな~と思います。

そんなわけで、ときどきは猫のために、
テレビを大きめの音量でつけてみたり
歌声の入った音楽CDを流してみたりして、
静かすぎない時間も作るようにしています。

日頃からよく遊んでおく

少しハードな遊び方をしておくことで、
日々蓄積しがちなストレスを
普段から発散させておくだけでなく、
猫の精神面を強化する効果も期待できます。

人と同じように、猫の体力と精神力は
ある程度連動しているところがあります。

紐や猫じゃらしなどを上手に使って、
心肺機能や筋力をうまく強化できるよう
遊びに工夫をこらしてみましょう。

ミネラルを補給する

最近、ミネラルの慢性的な摂取不足が
さまざまな病気や問題行動の
原因となっているのではないか、と
警告を慣らす医師が増えつつあります。

「ミネラルならフードに添加されている」
多くの人はそう考えていますが、

合成のミネラルやビタミンでは
体がうまく活用できないだけでなく、
場合によっては害となることもあるので
注意が必要です。

そして、添加されているミネラルだけでは
体が必要としているミネラルの種類として
遠く及びません。

また、
ミネラルはバランスよく摂取して初めて
その効果を発揮すると言われています。

不足しがちなミネラルを補って、なおかつ
食品添加物による害を抑えるためにも、
私はイオン化されたミネラル水を
猫と一緒に摂取しています。

まとめ

猫がパニックを起こして
走り回ったりしだしたら、
つい安心させてあげたくなって
猫を撫でたり抱っこしたり
したくなりがちですが、

パニック状態の猫には
「飼い主さんだから安心」という感覚は
皆無だと思っておいたほうが良いです。

たいていの場合は、大事にいたることなく
しばらくすると落ち着きを取り戻します。

下手に近づかないよう気をつけつつ、
猫が落ち着くまで静かに見守るか、
攻撃してきそうなら別室に移るなどして、
安全を確保してください。

さらに、室内環境や遊び方の工夫、
猫の健康を左右する食事内容など、
普段の生活の中で改善できることがあれば
積極的に試してみるなどして、

日々猫と楽しく安らかに過ごせるよう
一緒に工夫を重ねていけると良いですね。

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