猫との日々をもっと健康でもっと心豊かにしたい「あなた」へ
はじめまして
当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
管理人の みらい(美礼) と申します。
私は現在、保護した猫1匹とほどよい関係を築きながら暮らしています。
知識も経験もほとんど《ゼロ》の状態から保護した子猫の世話を始め、
時には情報の波に翻弄されそうになりながらも、
今では猫との幸せな暮らしを楽しめるようになってきました。
このブログでは、私がこれまでの人生で学んできた
『薬に頼らず健康を保つための基礎となる知識』 や、
セラピスト経験の中から体感してきたことを元に
【人が猫と共に幸せに生きていくための正しい知識や心のあり方】について
お伝えしていきたいと思っています。
~ ブログの内容の一部 ~
- 猫と幸せに生きていくために必要な心がまえとは?
- 猫に健康でいてもらうために、どんな食事を与えればよいのか?
- 猫の問題行動の原因を知るために、何に気をつければよいのか?
- 猫に快適に暮らしてもらうために、何を用意しておくべきか?
- 人の快適を守るために、猫とどう折り合いを付けるべきか? など
「猫ともっと幸せに暮らしたい」
「一日でも早く、一日でも長く、幸せに暮らしたい」
そんなあなたにとって必要十分なコンテンツの充実に努めました。
ぜひ一度、ご覧になってみてください。
ここから先では、このサイトで私がお伝えしていきたいことと、
そう思うようになった経緯について お話させたいただきたいと思います。
少し長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いです。
猫と健康に生きていくために 自分が培ってきた知識を活かしたい
もともと動物(生きもの)が好きで、
都会より田舎のほうが性に合うタイプだった私は、
成長していくにつれて 次第に
動物や植物との共生をつよく夢見るようになっていきました。
また、小さい頃から抱えていた自分自身の原因不明の体調不良や、
家族がそれぞれに抱えていた体調不良、
さらには世の中の多くの人々が抱える体調不良・・・
それらの原因について調べたり、その治療法として自然療法などに
興味をもち、実践してみることもまた、私にとってごく自然な流れでした。
その興味の対象は、人から動植物・環境・細菌・微生物・音・光・電子…
とどんどん広がり、情報化社会の恩恵にもあずかって、
これまでにたくさんのことを学んできました。
そして いつしかそれらの知識や技術を活かして、
リラクゼーションやヒーリングの施術を行うようにもなりました。
現在は、豊かな自然環境の中で暮らせることを夢見つつ、
都会のマンションで猫と一緒に暮らしています。
猫と暮らすようになって改めて感じたことは、
「健康に生きていくための基本的な部分は、猫も人も大して変わらない。」
ということでした。
もちろん、人には良くても猫には適さないことだってたくさんありますし、
その逆のことだってあります。しかし、心と体の健康を維持するために
本当に大切な部分というのは、そう大きく変わらない。とつくづく感じています。
『新鮮な材料を使って作られた食べ物』も
『オーガニック食材を使用している食べ物』も
『非加熱のRAWフード』も確かに素晴らしい。
素晴らしいのですが…。やっぱり、それだけでは
どうしたって心と体の健康は維持できない。
次第にそう確信するようになっていきました。
また、勝手気ままな動物の代表のように思われている猫が、
本当は『人と共に生きていくために、少なからず努力をしている』
ということも、だんだん分かってきました。
さらに、その努力がストレスとなって、時に具合が悪くなってしまったり、
いわゆる問題行動と呼ばれる行動につながっているケースが
増えてきていることが、だんだん明らかになってきました。
私たち人間の都合に合わせた現代の猫の暮らしは、
残念ながら健康的とは言えません。
このサイトでは、キャットフードやサプリメント・
病院での治療や投薬などの情報についても触れつつ、
心と体の健康にとってそれ以上に大切な部分について、
私なりの解釈を加えてお伝えしていけたらいいなと思っています。
私と猫の関係
私と猫との暮らしは、2011年5月21日の朝から突然始まりました。
以来、「自分の人生の中心は我が家の愛猫」
と言い切っても過言ではないぐらい、
愛猫との時間を最優先する毎日を過ごしています。
猫と一緒に暮らすようになって6年が過ぎ、
さすがに今では猫の仕草や表情から、
それなりに気持ちを推し量ることができるようになってきました。
とはいえ、今でも「本当に元気かな?大丈夫かな?」
「どこか具合が悪くなっていたりしないかな?」と、
ふと気になったりすることがないわけではありません。
猫は『基本的に痛みを隠す動物』である、とよく言われています。
そして、具合が悪そうだと気づいたときには、
相当具合が悪くなっているという話もまたよく聞きます。
私自身、そんな話を聞いたことで不安になり、
ちょっとしたことで病院に駆け込んだりしたことも過去にありました。
今となっては笑い話ですが、初めてワクチン接種を受けた日の夜、
子猫の顔がむくんでいる気がして不安になって、
そのまま夜を迎えるのが怖くなってしまい…
病院へ電話をかけたことがあります。
その時すでに夜の10時を回っていたものの、
お医者様が連れてきて良いと言ってくれたので、
すぐに病院へ連れて行きました。
(結局、特に何も問題はなく、ほっと胸をなでおろしたのでした。)
猫と暮らすのが初めてだったこともあり、
「この子の人生(猫生)は自分の世話次第なんだ…!」と
過剰に気負ってしまい、一時はすっかり心配性になってしまっていた私。
ただ…そんな心配が、いつも単なる思い過ごしや考え過ぎで
済むとは限りません。
『猫の不調に気づかずにいて、気づいたときには時すでに遅し…というもある』
という現実を、それ以前に私は身をもって経験していました。
ある猫との別れ
その年の冬、友人宅の猫がおなかに3cmぐらいのハゲを作っていました。
それを見た友人は「こたつのヒーターで低温やけどでもしたのかな~?」
ぐらいにしか思っていなかったようです。
しかし、猫の肥満体型が以前から気になっていた私は、
「念のために動物病院で見てもらったほうがよいのでは?」と
友人に提案しました。
結局、病院で検査をしてもらったところ、その猫は
重めの腎臓病と糖尿病にかかっていたことが明らかとなりました。
そして…なんと…
その翌日には病院でそのまま息を引き取ってしまったのです。
その日、私は友人と一緒に病院へ『お見舞い』へ
行くことになっていました。前日の先生の見立てでは、
「数日の入院は必要なものの、ひとまず急にどうこうということはない」
というお話だったので…。
様子を確認するために事前に友人が電話を入れたときも、
「今日はお見舞いに来なくても大丈夫ですよ。」と言われたとのことでした。
友人は、自分が子供のころから30年以上にわたって
飼い犬や飼い猫をその病院で診てもらい続けてきた経験から、
その先生に全幅の信頼を寄せていました。
そのため、「先生はそう言っていたけど時間も間に合いそうだし
…ドライブがてらお見舞いに行こう。」という軽い感覚で、
私を誘って閉院まぎわの病院へと向かったのでした。
ところが…私たちが病院についたと同時に、
まるでその到着を待っていたかのように猫は容態を急変させ、
そのままあっという間に旅立っていってしまいました。
まさかそんなふうに別れの時を迎えるなんて、思ってもいませんでした。
まだ温かいその体を抱いて、いま来た道を戻りながら、
ただただ猫に対する自分たちの認識の甘さと、
ちゃんと猫の気持ちを察することができなかった現実をくやみました。
そんな経験をしたことからも、猫と幸せに暮らしていくためには、
猫に対する正しい知識と観察眼、そして何より、私たち人間の
『真心からのコミュニケーション』が欠かせない。そう思うようになりました。
情報に振り回されず愛猫と向き合って生きていくために
『情報を得る』ということに関しては、現代社会ほど多量に飼育書や
インターネットから情報を得られる時代は、かつてありませんでした。
しかし、その雑多な情報に惑わされてしまい、
目の前にいる猫にとっての『本当に必要なケア』が何なのかが
分からなくなっている人もまた、たくさんいるように感じます。
私自身もまだまだ
自分と愛猫との確かな関係をより深めていこうとしている最中ではありますが、
自分自身が日々愛猫としっかり向き合っていくことで、
愛猫にとっての幸せを一番に考え、
頭ではなく心から通じ合える関係を築きたい。
そのための基礎となる知識を、自分が調べたり
実際に経験してきたことを元に、一つにまとめておきたい。
そんな思いから、このサイトを立ち上げました。
猫と人が共に幸せな暮らしを夢見て―
このサイトが、あなたとあなたの愛猫の心豊かな生活のために
少しでもお役に立てば幸いです。