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猫の風邪は人にうつる!?原因ウィルスと知っておきたい症状

こんにちは ^^ みらいです。

昨日、うちの猫が私の目の前で
『フヒ・フェ…フェ…クシュン!!』
とくしゃみをしました。

うちのコはもともと保護した時点で
ひどい猫風邪にかかっていたこともあって、
普段から体調を悪化させないよう
気をつけているつもりですが、

それでもやっぱり、人と同じように
猫にもバイオリズムの波があるので、
急に熱くなったり寒くなったりした日や
梅雨の湿度が高い時期には、たまに

「むむ?」

と思うことはあります。

幸い、うちに来てからは
一度も風邪をひいたことはないのですが、

猫風邪の場合、体内に潜伏したウィルスが
【再活性化して症状を引き起こす】
ということもあるようなので、

「日頃から気をつけておかなくては~!」
と思っています。

ところで…

猫風邪感染予防には
『(猫の)定期的なワクチン摂取が有効』
ということは比較的よく知られていますが、

猫とヒトは同じ哺乳類同士。ということは
「風邪だったら人にうつることもあるのでは?」

と、ふと考えたことって、ありませんか?

今日は
『猫の風邪は人にもうつるのか?』
ということについて、

獣医師さんに確認したことと
自分で調べたことをまとめてみました。

ご参考になれば幸いです☆

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Contents

Q:猫の風邪は人にうつる?

A:うつらない

まず
猫の風邪が人にうつるかどうかについて
結論から言いますと、

「うつらない」です!

ただし、まれにではあるようですが、
『クラミジアウィルス』による
結膜炎の可能性はあるとのことです。

あと、『 猫風邪 』ではないのですが
猫風邪に似た症状を発症することがある
『 パスツレラ症 』や『 Q熱 』といった、

いわゆる【 人畜共通感染症 】に感染する
可能性は「ある」といえます。

※『パスツレラ症』や『Q熱』については
猫からうつる病気に注意!知っておきたい症状や予防法
で詳しくご紹介しています。

さて、ここから先では
『猫風邪とはいったいどういうものか』
ということについて
お話ししていきたいと思います。

猫から人にはうつらないとはいえ、
猫風邪がウィルスによる感染である以上、
うっかりするとあなたが媒体となって
他の猫にうつしてしまう可能性も
ないとはいえません!

もしまだあまり猫風邪について
よく把握できていないようであれば、
ここから先もぜひ読み進んでみてくださいね。

猫風邪の種類と症状について、
(簡単な見分け方なども)
簡潔にご紹介しています。

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猫風邪の種類と症状について

猫風邪の種類

猫風邪といわれる病気には3種類あって、
『人の風邪』とは種類が違います。

また、『猫風邪』という言葉は
その症状が『風邪の症状に似ている】から
そう呼ばれるようになっただけ(通称)で、
実際のところ『猫風邪』という病気は
「ない」そうです!

ちなみに猫風邪は

猫ヘルペスウィルス

猫カリシウイルス

猫クラミジアウィルス

というウィルスが原因で発症しますが、
単体で感染するだけではなく、ときには
いくつかのウィルスに複合感染して
症状が重症化することもあるので、
十分な注意が必要です。

猫風邪の症状

猫ウィルス性鼻気管炎の症状

猫ヘルペスウィルス(FHV)に感染すると、
せきやくしゃみ、目やにや結膜炎のほか、
鼻炎、咽頭炎、気管支炎・食欲低下などの
症状が主に見られます。

子猫や老猫、体力の落ちた成猫の場合、
極端な食欲低下によって急激に衰弱したり
脱水症状を起こすなどして、
命に危険が及ぶこともあります。

猫カリシウイルスの症状

せきやくしゃみ、目やに、鼻炎や咽頭炎、
口内炎、気管支炎などのほか、
発熱や関節炎がみられたり、ひどくなると
肺炎を起こすなどして重症化することも。

カリシウイルスに感染した場合、
『舌や口内に潰瘍(口内炎)の症状が
見られる』ことが一般的です。

猫クラミジアウィルスの症状

猫クラミジアウィルスに感染すると、
はじめは片方の目に炎症を起こします。

『粘りのある目やにが出る結膜炎』が
猫クラミジアウィルス感染症の特徴です。

その後、鼻水やくしゃみ、せきといった
風邪のような症状をみせるようになり、
さらに進行すると気管支炎や肺炎などを
併発して死に至ることがあります。

母猫が感染してそれが子猫にも感染すると、
子猫が眼炎、肺炎などを起こして
生後数日で死に至ることもあるため
注意が必要です。

さいごに

人が風邪をひいた場合、
「寝てれば治る」「ほっとけば治る」
と病院に行かずに市販の薬を飲んで
済ませてしまうことも多かったりしますが、

猫の場合は子猫や老猫だけでなく、
成猫でも体が弱っていたりすると
状態が急激に悪化することもあるので、

猫のせきやくしゃみ、目やに、鼻水などが
続いているようなら、簡単に考えずに
早めに獣医さんに相談してくださいね!

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