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猫が布団で粗相するのはナゼ?考えられる6つの原因と対策

こんにちは ^^ みらいです。

猫と暮らしている多くの飼い主さんが
頭を抱えている【猫の粗相問題】。

中でも、布団の上で粗相をされてしまい、
その後始末に四苦八苦されているケースが
非常に多いようです。

かくいう私も一時は
愛猫の粗相に悩んだ時期がありました。

うちのコ(雌猫)の場合は
発情したのがきっかけでしたが、
猫が布団で粗相をするようになる原因は
他にもいくつか考えられます。

今日は、猫が布団で粗相をしてしまう
原因と対策を6つに分けて
一つずつお話をしていきますね。

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Contents

猫がトイレ以外の場所で粗相をする原因

粗相の原因1

1.トイレが汚れている

猫は本来とてもキレイ好きなので、
トイレが汚れていると、別の場所で
排泄しようとすることがあります。

ただ、最近多いのが
『トイレはきれいにしているつもり…』
というパターンです。

目に見えてトイレが汚れていたり、
排泄物を長時間そのまま放置するのは
もちろんよくないのですが、

定期的にうんちを取り除いたり、
シートや砂をまめに交換していても、
時には猫のトイレが
悪臭を放ってくることがあります。

その原因としてよくありがちなのが、
砂やシートの交換は定期的にしていても
トイレを全洗いすることを忘れていたり、

きちんと尿石を落とさないまま使っていて、
トイレ自体が悪臭を放っているケース。

人の嗅覚には届いていなくても、猫には
強い刺激臭となっていることがあります。

特に梅雨時は、高い湿度が原因となって
トイレ砂が尿臭を発散するようになったり、

アンモニア化した尿の刺激臭が立ちのぼり、
鼻を突くようになってくる場合があります。

他にも、猫の体調によって
おしっこの量が一時的に増えたり、
排泄物がいつもより臭ったりすることが
たまにあるのですが、

そういった時に
飼い主が気づかずにいることもあります。

猫がトイレに入りたがらなかったり、
やけにトイレの臭いを嗅いでいるな~
と思うことがあったら、

トイレが汚れていないか、臭っていないか、
近づいてチェックしてみましょう。

粗相の原因2

2.トイレの形状が気に入らない

トイレが小さすぎる

トイレに入ってから排泄場所を決めるのに
ぐるぐる回る猫が多いですが、その時に
トイレが小さくて窮屈すぎると、そこでは
トイレをしたがらなくなることがあります。

トイレはある程度大きい方が良いとされ、
体長の1.5倍ほどの長さと
体幅の2倍ほどの横幅があると、
猫もゆっくりトイレで用が足せると
考えられています。

猫の好みとしては衣装ケースぐらい
広いスペースがある方が好みのようですが、
多頭飼いでもない限り、猫のトイレは
コンパクトであればあるほど好ましいのが、
人間側の本音ではないでしょうか?

わが家の猫はリッチェルコロルの
【深型トイレ40サイズ】と
ボンビアルコン【ウィークリートイレ】を
使っていて、やはり少し狭そうなのですが、
一応大と小で使い分けができているからか
使い続けてくれています。

最近一般化してきた子猫用トイレも
今わが家で使っている2つの猫トイレも、
一応体重5kgまでの猫は想定範囲内として
設計されているようです。

ですから、コンパクトサイズとはいえ
一応多くの成猫にも使える大きさには
なっています。

ただ、やはり人も同じですが
狭くて動きにくいトイレより、
ゆったりとした空間のトイレのほうが
使いやすいのはいうまでもありませんね。

トイレが狭すぎて
「ここでしたくな~い!」とか
「狭~い!」と思っている猫の場合、

トイレからお尻がはみ出した状態のまま
排泄をしてしまうことが多いようです。

腰(お尻)を下ろしたそうにしているのに
しっぽやお尻がトイレにつっかえていて
座りにくそうなしぐさをしていないか、
確認してみてくださいね。

フード付きのトイレが嫌

フード付きのトイレを好まない猫は
多いようです。

人間側の都合からすれば、
フート付きだと排泄物が丸見えにならず、
うんち臭もかなり抑えられるので、
できたらフード付きの個室にしたいところ
…ですが、

猫目線で考えると、やっぱりどう考えても
ニオイがこもって臭いだろうし、
イヤなんだろうな~★と思います^^;

飼い主さんが常に家にいて、
トイレを使うたびにすぐに
片付けてくれるような状態だったら
まだ良いかもしれませんが、

出かけていたり寝ていたりして
すぐにトイレを片付けてもらえなかったら
…やっぱりそのトイレに入って用を足すの、
嫌ですよね。

せめて人用のボットン便所みたいに
体と排泄物に距離があれば良いのかな~?
換気扇をつけてみたら、使うかな~?
と、個人的に想像したりしています。

(オマル型のトイレもありますが、
あれも小ささと形状的に、なかなか
上手く使いこなすことが難しそうです)

丸見えなのが嫌

猫トイレが部屋のどこからでも
丸見えになる場所に置かれていたり、
人がしょっちゅう行き来するような
ドアの近くに置かれている場合、

猫が落ち着いてトイレをしにくくて、
別の部屋の隅やベッドの下などで
用を足してしまうことがあります。

ちなみにわが家の場合は、実はまさに
普通は良くないとされている場所に
トイレを置いていることになっています。

(一応リビングの端ではありますが、
玄関から続くリビングのドアの正面)

玄関からの出入り以外にも、
トイレや洗面所への出入りでも開閉する
リビングのドアの真ん前です。

幸い?わが家は二人暮らしなこともあって
頻繁に人が出入りすることもないので、
猫がトイレに行きたそうなときは
なるべくリビングを出入りしないよう
気をつけるようにはしています。

また、トイレで排泄すること自体を
『人目を避けて隠れてするもの』と
猫に感じさせないように?

トイレ中は離れた場所で知らん顔したり
気付いてもいつも通りふるまったり、

排泄したあとも淡々と片付けたり
「良かったね~。出たね~♪」
と言いながら平然と片付けたり…

とにかく機嫌よく or 普通 に
振る舞うようにしています。

猫の方もなんとな~く、
基本的には壁の方を向いてしていたり、
トイレをしながらおもむろにこちらを
振り返ってみたり、

たまにトイレ中に“うっかり”
目が合ってしまったり…(笑)

いずれにしても、できるだけ
猫のトイレタイムを
特別なものにしすぎないように
気をつけています。

そうすることでわが家ではなんとなく、
一般的には条件が悪いとされている
トイレの場所問題をクリアしています。

粗相の原因3

3.トイレ砂がイヤ

猫は基本的に、やはり自然に近い鉱物砂が
猫砂として一番好みのようです。

とはいえ人の都合的な面からすると、
鉱物砂より紙の砂やおからの砂、
システムトイレ用の砂やウッドペレット等、
鉱物砂以外の砂が使いたくなりますよね。

わが家でも鉱物砂・紙砂・シリカゲル・
ゼオライト・おから・ウッドペレット…と
一通り試してきましたが、

鉱物砂とシリカゲル、ゼオライト以外の
猫砂は全く使わなかったり、

一度は使っても後で嫌がるようになって
使わなくなったりするものが大半でした。

粗相の原因4

4.体調不良

トイレそのものに問題がある以外にも、
猫の体調が良くないことが原因で
粗相することがあります。

下部尿路疾患や関節炎などが原因の場合、
お腹の具合や足腰の具合が悪くて
トイレに間に合わなかったり、
お腹が痛くてトイレでジッと
座っていられなかったりすることが
多いようです。

また、高齢の猫の場合、
便意や尿意を感じにくくなっていることや
筋力の低下、痴呆症のような症状などから、
トイレ以外で粗相をしてしまうケースも
少なくないと考えられています。

粗相の原因5

5.マーキング

複数の猫と暮らしていて、
その猫同士が仲良くなかったりすると、
猫が自分の縄張りを主張するために
トイレ以外で粗相することがあります。

また、猫によっては家(の窓)の外を
野良猫が通りがかっただけでも、
マーキングすることがあります。

ほかにも、
飼い主さんが他の猫を連れて帰ってきたり、
他の猫と触れ合って他の猫のニオイを
一緒に連れて帰ってきたときに、

猫が縄張り意識を感じて
マーキング行為に及ぶことがあります。

粗相の原因6

6.発情期

発情期に入ると、いつもはきちんと
トイレで排泄している猫でも、
トイレ以外の場所で粗相しやすくなります。

わが家の雌猫はまさにそのタイプで、
初めての粗相は発情期に入ったことが
原因でした。

室内や屋外に発情期の雌猫がいることを
雄猫が察知すると、やはりマーキング的な
粗相を繰り返しやすくなります。

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猫が布団などトイレ以外で粗相をするときの対策について

猫がトイレ以外の場所で粗相した場合、
まずは猫の体調に異変がなさそうか
様子を確認してみてください。

特に体調が悪そうでなければ、続いて
速やかに粗相の処理をしましょう。

特に布団など染み込みやすい素材の場合は
早く処理をすればするだけ、あとが楽です。

さらに、
寝室など粗相をされをては困る部屋に
猫が入れないよう、しっかり
ドアを閉めておきましょう。

そこまでできたら、
一つ一つ対策を練っていきましょう。

猫の粗相対策1

1.トイレを掃除する

基本的にキレイ好きな猫。
トイレの砂やシーツを新しくするだけで
すぐに近づいてきてトイレを使うことも
よくあります。

また、多くのトイレ砂が
「1ヶ月ほどで全交換してください」と
説明書きされていることが多いのですが、

砂によっては2週間どころか1週間で
キツいアンモニア臭を放っていることも
少なくなかったりします。

ですから、トイレ掃除は日数だけで考えず、
実際に近づいて臭いをかいでみることも
大切です。

そして意外と忘れがちなのが
トイレ全体を定期的に洗うこと。

トイレの床面にこびりついた臭いが
悪臭の元になっていたり、
トイレの壁面についた
『見えないレベルの排泄物』が、

猫にとっては嫌な臭いとなっていて、
粗相につながっている可能性もあります。

粗相対策2

2.トイレをかえてみる

猫がトイレに入ったときに
窮屈そうに用を足していたり、

トイレの出入りをしにくそうにしていたら、
一回り大きなトイレにかえてみるのも
一つの方法です。

また、フルカバー付きのトイレなら
カバーを外してみるだけでも、
解放スペースが増えて
使うようになるケースは多くあります。

猫の粗相対策3

3.トイレ砂をかえてみる

その他、よくあるケースですが、
固まる砂を使うタイプの深型のトイレから
システムトイレにかえるなどして、

トイレを新調したことによって
猫の粗相が始まったのであれば、

まずは以前使っていたものを元に戻して、
新しいトイレは横に並べておくか
別の場所に置くかするようにしましょう。

それで粗相がおさまるようなら、
時間をかけて新しいトイレに慣らすよう
配慮が必要です。

猫の粗相対策4

4.体調をチェック・病院へ行く

おしっこやうんちの量、色・回数が
いつもと違っていたり、食欲がない・

うずくまっている、足を引きずっている
など、いつもと様子が違っていないか、

できるだけ無理のない範囲で
お腹や手足などにも触れて
確認するようにします。

触ると嫌がったり怒ったりするなど
普段と明らかに様子が違うようなら、

病院へ行くか電話をかけるなどして、
獣医さんに相談するようにしてください。

体調不良が原因の場合、治療云々以前に
体のどこにどんな不具合が生じているのか、
まず把握することが大切です。

猫の粗相対策5

5.マーキング…他の猫との接触を避ける

他の猫に対してだったり、
場合によっては他の動物・人間に対して、
自己顕示欲から粗相(マーキング)を
するようになることがあります。

多くの場合、直接的な接触を避けることで
粗相も避けることができますが、

時には他の猫のニオイを感知しただけで
粗相(マーキング)に至ることもあるので、
注意は必要です。

まずは他の猫などとの直接的な接触を避け、
臭いがついていそうな場所や物は
徹底的に掃除・消臭するようにしましょう。

また、当の猫がマーキングしたあとも、
臭いが残っていると繰り返し同じ場所で
粗相しやすくなるので、しっかりと
消臭しておきましょう。

猫の粗相対策6

6.発情期…避妊・去勢手術

発情期が原因で粗相が始まったのであれば、
手術をすることによって粗相も収まると
一般的には考えられています。

ですが、中には手術後も粗相が止まらず
癖になってしまうコもいるようです。

そういった場合はやはり、
発情が粗相のきっかけとなったにせよ、
他に猫がトイレ以外の場所でおしっこや
うんちをしたくなる原因があると考え、

徹底した消臭と、トイレの改善など
何かしら他の原因と対策について
考える必要があります。

まとめ

猫がトイレ以外の場所で粗相をするのには
必ず何かしらの原因があります。

また、消臭がきちんとできていないことで
粗相を助長させてしまわないよう、早めに
しっかり対処していくことが大切です。

いずれにしても、猫が粗相をするときは
すでに何かしらのストレスがあると考え、
粗相に気づいて、もむやみやたらと
猫を叱らないようにしましょう。

猫によっては叱られたストレスから
余計に粗相が酷くなることもあるようです。

猫の粗相に気づいたら、
すみやかに排泄物をを掃除しつつ
猫の様子をしっかり確認しておきましょう。

猫の体調や生活環境が良好かどうか
日々チェックすることを忘れず、

猫にとっても人にとっても快適な暮らしを
心がけていたいものですね。

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