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猫が壁紙で爪とぎする!壁をきれいに保つプラダンの使い方

こんにちは^^ みらいです。

あなたの家の壁は
猫の爪でボロボロになったりしていませんか?

わが家では
早めに爪とぎ対策をしておいたので
それほど被害はないのですが、

先日
久しぶりに会った友人の家に行ったところ
木製引き戸の取っ手から下の部分が
大変なことになっていました。

木部のボロボロ具合はすさまじく、
すでにガラスの端が見えているところもあって
非常に危険だなぁと思いました。

そして、よく見ると
壁もあちこちボロボロになっていて、
すでに壁紙を張り替えるだけでは
どうにもならないように見えました。

そんな友人ですが、近く
リフォームを控えているとのこと。

「リフォームしたあかつきには
絶対“家”で
爪とぎをさせないようにしたい」

と言っていたのですが…

すでに散々家の壁などで爪を研ぐことを
覚えてしまっている猫たち。

爪とぎ対策シートや爪とぎ対策壁紙だけで、
爪とぎ被害を防ぐことができるでしょうか?

そこで私は友人に
とっておきの方法を紹介しました。

それはずばり、
『プラダンを使って壁を保護する方法』です。
※プラダン=プラスチックダンボール

プラダンは安くて手に入りやすく、
壁を簡単に保護することができるので
猫のひどい爪とぎ対策にはオススメです。

ただし、プラダンの使用には
いくつか注意点もあります。

例えば、静電気が発生しやすく、
壁紙が汚れやすくなる可能性があります。

そのことを知らないまま使っていると、
後で大変な思いをしてしまうかもしれません。

そこで今日は
プラダンを爪とぎ対策として使うときに
知っておきたいコツと注意点について
まとめてみました。

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Contents

プラダンを使って壁を保護する方法

一般的な大きさの猫だったら、
爪とぎ対策としては
床から90 cmぐらいの高さまで
カバーしておけば安心です。

プラダンのサイズ

プラダンの厚さは、
2.5mmタイプのものと
4mmタイプのものが一般的ですが、
爪とぎ対策として使うプラダンは
4mmの方がオススメです。

2.5mmだと
猫の爪が貫通してしまう場合があります。

また、1枚で広範囲をカバーした方が
見た目的にも綺麗に仕上がりますし 、
継ぎ目へのいたずら防止にもなるので、

小さなサイズを何枚も貼るよりは
大きなものを使った方が良いと思います。

私は最初、
試しに近所のホームセンターに行って
プラダンを1枚買ってきました。

それで効果を実感できたので、
その次は楽天市場で
910✕1820✕4mmの5枚セットを買い、
家まで届けてもらいました。

5枚で4畳半の壁2面をカバーしています。

プラダンの使い方

カバーするのが床から上90 cm だけで良いのであれば
90 cm✕180 cmのプラダンを
横長に使うと良いと思います。

大きな猫や
普段からよく伸びて爪とぎをする猫なら、
できれば、床上すぐから貼るより
10~15cmぐらい上から貼り始めたほうが、
猫が背伸びしたときのことを考えると安心です。

爪が引っかかる高さにプラダンの端があって
猫がそのことに気づいてしまうと、
そこがターゲットになってしまいます。

そうなると、そのすぐ上の壁まで
爪が届いてしまうかもしれません。

家具やテーブルなどを壁ぎわに置いていて
猫がその上に登る可能性があるなら、
プラダンを縦長に使います。

壁で爪を研ぎたがる猫は、
下の方だけ防御すると
今度はテーブルの上などに乗ってでも
壁の出ているところを見つけて
爪をとごうとします。

ですから、
猫が飛び乗れる高さの家具がある場合は、
そのことも考慮したうえで
壁を保護しておいた方が良いです。

実際に我が家では、
テーブルや家具などを置いている部屋では
縦長にプラダンを使って
壁を全面的にカバーしています。

プラダンにおすすめのクロステープ

プラダンを並べて貼りたい時は、
半透明の【クロステープ】を使うと
目立ちにくいだけでなく
きちんと貼りやすいのでオススメです。

また、裏側(壁側)だけテープを貼れば
さらにつなぎ目が目立たずスマートです。

普通のガムテープだと
プラダンにはあまり貼りつかないので、
テープとしての効果は期待できません。

プラダンを壁に貼るときの注意点

押しピンでは止まらない

プラダンを壁に貼る時、
普通の押しピンでは止まりません。

針が長めの押しピンだったら
しばらくの間は維持できますが、
石膏ボードの場合は 遅かれ早かれ
すっぽ抜けてしまうことが多いので
注意が必要です。

私も最初は
長い押しピンで何とかしようとしましたが、
あまりにすぐ抜けてしまうので諦めました。

ピンを上から下に斜めに差し込むと
『少しはまし』ですが、その程度です。

また、壁紙を傷めないよう
養生テープを試したこともありますが、
やっぱりすぐに剥がれてきてしまいました。

前に家具などを置いていて
それによって支えられている場合は、
さすがに倒れてくることはありませんが、

ほかに支えるものが何もない場合、
プラダンが倒れてくる可能性があるので
注意が必要です。

そして、押しピンの場合、落ちたときに
誤って猫が食べてしまわないよう
十分に気をつける必要があります。

というわけで、基本的に
押しピンはオススメしません。

壁に貼るときの一工夫

押しピンやテープを使って
壁に直接プラダンを貼ると、
厚みや重みに耐えきれずに
プラダンが壁から浮きやすくなります。

そこで、
すぐに剥がれてこないよう一工夫します。

壁とプラダンを留めるために、
ここでもクロステープを使います。

まずはプラダン上部の止めたい場所に
『10 cm ぐらいはみ出す感じで』
余分めにテープを貼ります。

20cmぐらいのクロステープのうち
10cmぐらいをプラダンに貼り付け、
あとの10cmを、上部にはみ出すように
貼る感じです。

そして、はみ出たテープを半分に折って
粘着部分同士をきれいに貼り合わせます。

すると、接着面が中表になったテープが
プラダンの上に出ている状態になります。

この出ている部分を
ホッチキスで壁に止めていきます。

こうすることで
プラダンが浮いてくることもなく
壁にしっかり止められるようになります。

ちなみに
私はプラダンを縦長に使っていますが、
上部をこの貼り方で2ヶ所留めています。

プラダンを見栄え良く使う

柱や部屋の角部分は、1面ずつで切らずに
折り曲げて貼ったほうが見た目は綺麗です。

角に当たる部分を切り離さずに
カッターで軽く切れ目を入れておくと
折り曲げやすくなります。

ただ、
プラダンはカッターで簡単に切れますが、
刃がスルスル入りすぎるところがあるので
完璧にまっすぐキレイに切ることは
結構むずかしいです。

プラダンの間の空気の層のところで
刃がグラグラ安定しないせいです。
ある程度妥協は必要かもしれません。

プラダンを壁に貼った後で気をつけておきたいこと

プラダンは静電気を起こしやすいので、
貼ったまま半年・1年と日が経つにつれ
だんだん空気中の汚れを引き寄せ、
壁紙が黒ずんできます。

もしかすると
最初はまったく気づかないかもしれません。

私はホッチキスで止める方法にいたるまでの間、
押しピンやテープでごまかしごまかし
プラダン養生をしていました。

そのおかげというかそのせいでというか、
プラダンが何度も壁から離れていたので
その現象に気付いたのでした。

表面側のプラダンに異変が見られなくても、
裏側には黒ずみで模様ができてきたり
黒いスポットができたりしてきます。

そしてそれが
次第に壁紙にまで広がっていきます。

この汚れは、軽いうちなら
水拭きするだけでも簡単に取れるのですが、
時間が経つにつれ
だんだん取れなくなっていきます。

また、時間が経ってから壁紙を拭くと、
拭きムラができてしまうことがあります。

そうなると余計に汚れた感が目立つので
壁を拭くときは十分気をつけてください。

最近は、壁紙を洗うための
専用の洗剤も市販されていますが、
専用の洗剤を使ったからといって
ムラなくきれいに洗えるとは限りません。

実はこの手の商品は、
プロの掃除屋さんは使いたがりません。
壁を洗ってキレイにするのは
それぐらい大変だということです。

ですから、
ひどい汚れが定着してしまう前に
水拭きしておく方が良いと思います。

基本的には3ヶ月に一回くらいの頻度で
接している側のプラダンと壁を
軽く拭いておけば安心です。

また
事前にEMなどをスプレーしておくと
汚れがつきにくくなって良いと思います。

EMは静電気を抑える働きをするので、
薄め液をスプレーしておくと
黒ずみも発生しにくくなります。

私の場合
壁紙が黒くなっているのを2度見てから
ようやくEMのことを思い出し、
それらからスプレーするようになりました。

やっぱりスプレーするのとしないのとでは、
黒ずんでくるタイミングが違うようです。

まとめ

プラダンは安価で入手しやすく、
それでいて爪とぎ対策として
かなりの効力を発揮します。

また、
クロステープとホッチキスを使った
このプラダンの留め方なら、
壁に開く穴も極小ですみます。

ホッチキスの穴は押しピンと比べると
ほんの僅かな穴でしかないので、
何度か打ち直しても
ほとんど目立ちません。

押しピンならもっと大きな穴が開く上に、
一度挿したところにはピンが効きません。

もし
「プラダンのままだと味気ない」
「おしゃれじゃない」
と思われたなら、スプレーのりで
好きな壁紙などを上から貼ってみると、
楽しさも増して良いかもしれませんね。

ただ、そうなると
そこが爪とぎの被害に遭いますが(汗)

ここは発想を変えて
『貼り替えが楽しめる第二の壁』
として楽しむのも良いかもしれませんね♪

壁の黒ずみには注意が必要ですが、
そこさえ少し気をつけておけば、
猫が壁を傷つける心配から開放されて
毎日快適にすごせるようになりますよ!

爪とぎ対策を万全にして、猫と一緒に
くつろぎタイムを楽しみたいものですね。

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