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猫に起こされる(汗)無視出来ない飼い主の対応方法とは?

こんにちは。みらいです^^

毎朝早くから起こしに来る猫。
ネットや本を見ていると、その対策として

「猫が起こしに来ても起きちゃダメ!」
とか

「ごはんをあげちゃダメ!」
などと、よく書かれていますよね。

でも、実際には
ご近所の迷惑になりそうで、
無視しておくことも出来ず…

仕方なくごはんをあげたり
起きて遊んだりしているうちに、

それがすっかり当たり前になってしまった

あるいは

どんどんエスカレートしてきてしまった…

そんな飼い主さんは結構多いようです。

あなたはどうでしょうか?

私自身、マンション住まいなこともあって
この問題にはずいぶん頭を痛めてきました。

人里離れた一軒家ならいざ知らず、
集合住宅や、家が密集して並ぶ
住宅街などに住んでいると、

なかなか放っておけるものでは
ありませんよね。

そこで今日は、
朝早くから起きてきて
鳴いたり騒いだりしがちな猫と
うまく折り合いをつけるために、

私が実践していることについて、
お話ししたいと思います。

ネットや本によく書かれている方法とは
真逆な部分もあったりするので、
もしかしたら驚かれるかもしれませんが、

その理由と具体的な流れを知れば、
納得していただけるところも
あるのではないかな~と思います。

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Contents

朝早くから起きてきて騒ぐ猫に私がとった対策

諦めさせることを諦める

いきなり
一般論とは逆説的なことを言いますが、
私が一番効果を実感したのが、この

【諦めさせることを諦める】

でした。

私も最初は、
ネットや本の情報を参考にして
無視してどうにかやり過ごそうとしました。

「猫の要求に答えてはいけない」
「甘やかすと余計にひどくなる」

という言葉に不安を感じて、
丸ごと鵜呑みにしていたのです。

でも、ご近所迷惑になることや、
仕事で疲れている家族のことを思うと
私自身が耐えられず、
結局起きてごはんをあげたり
かまったりするようになりました。

といっても、ただむやみやたらに
「ごはんをあげたり」「かまったり」
してきたわけではありません。

その結果、猫の【起きてアピール】を
エスカレートさせることなく、互いの中で
だんだんと折り合いがつけられるように
なってきました。

「諦めさせることを諦める」とは、

要するに

「猫に付き合いながら、
一緒にその習慣を変えていく」

ということです。

そのあたりのことについて、
これから詳しくご説明していきますね。

無視しつづけるつらさから解放される

早朝から鳴いたり騒いだりしている猫を
無視し続けるのって、つらくないですか?

何より、それが近所迷惑になったり
家族の安眠の妨げとなるのだとしたら…
放っておくこと自体が、
ものすごくストレスになりませんか?

しかも、自分だって眠いのに、
「猫のせいで寝られない」と思うと…
余計にイライラしてきますよね。

そこで、
私はある一定のラインを超えたら
潔く一度ガバッと起きることにしました。

起きる基準にしているある一定のラインとは?

私が起きることにしている
ある一定のラインとは、

寝床に伏したままの状態で、
話し声程度の音量で何度か叱っても、
無視して鳴いたりいたずらをしているとき

です。

具体的には、

  • 大声で繰り返し鳴いて鳴きやまないとき
  • 扉をしつこくガリガリしつづけたとき
  • わざと見えないところへ行って、何か
    いたずらをし始めたとき

主にこの3つです。

叱ったり起きたりするタイミングは
長年の感覚的なところもありますが、

これ以上放っておくと、さすがに
ご近所様の耳にも届きそうだ。とか、
家族が怒って起きてきそうだ。
と思ったときが、そのタイミングです。

起きてからどうする?

起きてからどうするか、これは
そのときの時間と
猫の様子を見て判断しています。

といっても、

【1.ごはんを少しあげる】か
【2.起きていって目の前に居座る】か、
【3.ただ起きておく】か、

のどれかです。

1.ごはんを少しあげるとき

たいてい朝4~5時ぐらいで、
お腹が空いているパターンが多いので、
ごはんを少しあげます。

ごはんを入れるときは、
起きてすぐにではなく、あくまでも
私がトイレなどに起きた“ついで”
という感じになるようにして、

猫が催促したから入れた、
という風には思わせないようにしています。

ちなみに私の場合、そこからそのまま
起きていることの方が多いですが、
眠い時は眠いときで、すぐ二度寝します。

猫の方は、
私が起きている起きていないに関わらず、
食べたらおとなしくなって、
すぐにまた寝ています。

うちの猫のように、
寝る前にごはんを多めに入れておく方法や
自動給餌器を使う方法が適さない猫には、
朝方に手動でごはんを入れてあげるのが
一番ではないかと思います。

あるいは、
もし多少の物音がしても気にならないなら、
コングやパズルフィーダーのようもので、
猫が少しずつ “ 自分で食べられるように ”
しておくのも一案だと思います。

2.起きていって目の前に居座る・絡む

これは、
夜中の2時とか3時から起き出して、
ゴソゴソといたずらをしたり
延々と鳴いていたりするときに使う手です。

うちの場合は、
すでにパターンが出来ていることもあって、
今は起きて近づく素振りを見せるだけで、
おとなしくなります。^^

この方法は、
起きて一緒に遊んであげるというより、
ひたすらついて回って監視したり、
楽しくない絡み方をして、
【猫の気分を盛り下げる】作戦です。

鳴いたり良くないことをした時に、私は
犬の横腹を両手でワシワシするかのように、
猫の横腹をワシワシしたりします。

これは、多くの猫にとって
あまり好きななで方ではありません。

そこで、「うるさいよ~」と言いながら、
お腹や顔をワシワシします。
(→楽しくない絡み方)

あるいは、猫のおでこを指先や手のひらで
グッとおしながら、「うるさい」「だめ」
と言います。

猫も「NO」を表現したいときに、
手でグッと押してきたりしますよね。

イメージとしては、あんな感じです。

しつこくしすぎると、『嫌な飼い主認定』
されてしまいかねないので、ホドホドに…。

ポイントは、『起きても遊びはしない』
『遊んで猫を楽しませない』ことです。

もし猫がかまってほしそうなら、
遊ばずに『なでて気持ちよくして寝かしつける』
という方向に持っていくことを
強くおすすめします。

とにかく、『夜中や早朝には遊ばない』
というパターンは守ったほうが良いです。

3.ただ電気をつけて起きておく

最終的には1や2と組み合わせて、
これを行うのが一番効果的です。

部屋の電気を光光とつけて、
ちゃんと体を起こして起きておきます。
(うちの場合は、体を起こしていれば、
寝ててもある程度OKみたいです)

猫に対してはそれ以上は何もしません。
でも、これが案外効果てきめんなのです。

しばらくすると、
猫が鳴いたり騒いだりすることを諦めて
いつもの寝場所に戻っていき、
寝る体制に入るので、
それを見計らって私もそーっと寝ます。

このとき、電気を消してしまうと
また起きてくることがあるので、
私は電気をつけたままにしておきます。

いざとなったら猫も私も、
電気がついていようが眠ければ寝ますw

ポイントは、
『飼い主は起きているよ感』です。

部屋はなるべく真っ暗にしておく

部屋に少しでも明かりがあると、
猫が起きてきて鳴いたり騒いだり
しやすくなります。

できるだけ常夜灯も消して
真っ暗にしておくと、
起きてくる時間が遅くなったり、
起きてくる回数が減りやすくなります。

また、起きていても
あまり騒ぎにくくなる効果もあります。

カーテンも1級遮光タイプにして、
外からの光を入れないようにします。

甘えたちゃんならとにかくつかまえて布団へ入れるのも手

うちのコはそれほど構って構ってと
飼い主に絡んでくるタイプではないので、
この方法はあまり使いませんが、

とにかく飼い主さんに構ってほしくて
起こそうとしてくる猫ちゃんなら、
強引に布団の中に入れてしまうのも
一つの手だと思います。
(寝室・お布団が解禁であれば)

とにかく【飼い主さんは布団から出ない】
【飼い主さんは起こしても起きてこない】
ということを印象づけます。

そして、
『起こしに行ったら布団に引きずり込まれる』
『強引に寝かされる』というサイクルを
作ってしまうのです。

これは
起きてゴソゴソどこかへ行こうとしている
子猫に対して、母猫がすることを
再現しているようなイメージです。

ただ、この方法はどのみち
単独だと持続性がないと思います。

アラーム音とごはんを関連付ける

猫と一緒に暮らしていると、
時間のサイクルをよく把握しているな~
と思いませんか?

そこで、
お腹が空いて起こそうとしてくる猫には、
【アラーム音が鳴る=ごはん】と
覚えてもらうようにします。

起きたと同時にご飯を入れる人なら、

目覚ましが鳴る=飼い主が起きる=ごはん

この流れを習慣づけます。

まず、いきなり朝から始めようとすると、
飼い主さんも大変だと思いますので、
夜ごはんとアラームを関連付けましょう。

方法は簡単です。
アラームを鳴らしたらすぐごはんをあげる。
ただそれだけです。

それを数日繰り返してみましょう。

次第に、猫も
【アラームが鳴ったらごはんの時間】
と理解するようになります。

その関連付けができたら、
朝のご飯でもトレーニングを始めましょう。

最初のうちは、少し早起きをして
猫に合わせてあげるようにします。

そして、少しずつ、
アラームの時間を遅くしていきましょう。

うまくいけば、アラームが鳴るまで
猫も静かに待ってくれるようになります!

最後に

いかがでしたか?

もともと明け方に活動的になって、
狩りをする習性がある猫。

私たちと同じサイクルで生きてもらうには、
少し工夫が必要です。

「猫に【言い聞かせ】は通用しない」
とう人も中にはいますが、
そんなことはありませんよ!

猫の気持ちに理解を示しつつ、
こちらの希望を伝える努力をしましょう!

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