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猫が抱っこ嫌いで寂しい!今から好きにさせる方法ってある?

こんにちは!みらい(美礼)です。

柔らかくてあたたかくて、
日だまりのような匂いがする猫。

できることなら好きな時に好きなだけ
思う存分抱っこしていたいですよね。

ところが、大半の猫が
実は『抱っこが好きではない』
という悲しい現実…。

我が家の猫も、かつては
典型的な抱っこ嫌いでした。

「抱っこしようかな~?」と
思いながら近づいただけで、
ササッと離れていくような状態だったのです。

それが最近では、
「あれ?抱っこされることを期待している?」
と思うような素振りさえ
見せるようになってきました。^^

基本的な抱っこの仕方をマスターしつつ、
それぞれの猫の好みに合わせた抱き方が
上手にできるようになれたら、

現時点で抱っこ嫌いの猫でも、少しずつ
受け入れ態勢をとってくれるようになる
可能性は十分にありますよ!

というわけで、今日は
【猫に嫌がられない抱っこの仕方】について
お話ししてみたいと思います。

「うちの子を抱っこするのはもう一生無理!」
と諦めかけていたあなたも、これを機に
もう一度愛猫とのスキンシップに
取り組んでみてはいかがですか?

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Contents

抱っこする時に注意しておくべき5つのポイント

1. 体に触れるとき

急に触らない

猫の体に触れる時は、背後から急に触れないよう
気をつけましょう。とくに、慣れていない猫の場合、

猫が自分から寄ってきたわけでもない時に
急に体に触れようとすると、驚いて逃げたり
威嚇したりすることがあります。

あまり親しくない人に急に触れられたり
抱きつかれたりしたら嫌なのは、人も猫も同じです。

急に触られて怒る猫

猫が機嫌よくすり寄ってきた時は絶好のタイミング!

猫が自分からすり寄ってきた時は、
抱っこをする絶好のチャンスです!

猫の前にそっと手を出してみて
猫が逃げていかないようなら、
軽く触れるところから始めてみましょう。

優しく話しかけながらそっと触れる

猫に優しく話しかける女性

優しく名前を呼んだり話しかけたりすることで、
猫に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

猫に触れる時は、まずは優しくなでるところから。
慣れてない段階でいきなり力強くなでようとすると、
猫が怖がったり嫌がったりしてしまいます。

猫がなでられて好む場所を優しくなでることで、
安心してもらいつつ、信頼関係を築いていくことが
大切です。

嫌がっている素振りを見せたらすぐにやめる

激しくしっぽを左右に振っていたり、
逃げようとしているようであれば、
無理せず次の機会を待つようにしましょう。

しつこくすればするだけ、猫から嫌われたり
避けられたりするようになってしまいます。

2. 触らない方が良い場所

猫が触ると嫌がりやすい場所

口先
手足の先
しっぽ
しっぽの付け根

多少の個体差はあれど、たいていの猫は
【体の末端部】を部分的に触られることを
嫌がります。

おっとりした猫や
すでに十分コミュニケーションがとれている猫、
とにかくべったり甘えたがりな猫であれば、
いきなり手足やしっぽに触れても
平気な場合もあります。

でも、大半の猫は嫌がるパーツなので、
いきなりピンポイントでそれらの場所を触るのは
やめておいたほうが無難です。

※私の感覚では、猫を抱っこして
【しっかりと体が触れ合っている状態】であれば、
それらのパーツを触ったとしても
比較的嫌がられにくい感じがします。

ほかにも、猫によって
触られて嫌な場所があることもあるので、
それぞれの猫に合わせた接し方ができるよう
きちんと猫の気持ちを確かめながら
触れ合っていくことが大切です。

3. 持ち上げる時のタイミング

人に抱っこされて嫌がっている猫

猫を持ち上げる時は、人間側のタイミングだけで
勢いよく持ち上げてしまわないよう、
十分気をつけましょう。

猫にその気がないのにいきなり持ち上げてしまうと、
猫がビックリして暴れ出すことがあります。

【これから抱っこされる】ということを
猫自身がちゃんと把握しているかどうか、
嫌がる素振りを見せていないかどうか、
その様子を前もって確認してから
そっと持ち上げるようにします。

4. 正しい抱きかかえ方

抱きかかえられた猫

猫の背中側から脇の下に手を差し入れ、
胸元を支えるようにしながら
もう片方の手でお尻~太もものあたりを
支えるように抱っこします。

体がダランと伸びないように、
ふだん座っているときと同じように、
背中が丸い状態を維持するのが基本です。

とはいえ、猫によって
好みの抱っこのされ方はいろいろです。

抱っこしたあとで猫が自分の好きなように
体勢を整えようとしたら、危険のない範囲で
猫を腕の中で自由に動かさせてあげましょう。

例:よくある【猫が好きな抱っこのパターン】
→人と向かい合うように胸の前で抱っこされる
→人と向かい合って、肩越しに頭と腕を投げ出す
→抱っこというより、肩に巻き付く・乗る
→人の前腕の上で伏せるように抱っこされる

人に抱っこされて幸せそうな猫

5. 下ろし方

猫が飛び降りたがってもぞもぞしても、
なるべく人が下ろすまで保定しておけることが
理想です。

できるだけ床の近くまで腕を下げて(腰を下ろして)、
床上30~50センチぐらいの高さになってから
そっと抱っこしている手をゆるめるようにします。

可能であれば、猫がそのまま歩き出せるぐらい
低い位置まで腕を下げて、床にそっと
下ろしてあげてください。
(子猫の場合はこれが基本です。)

猫が腕をすり抜けて
高い位置から飛び降りたりしないように、
できるだけ気をつけましょう。

また、猫が自分で飛び降りようとした時のために、
周辺に危険なものがないか確認しておいてださい。

抱っこしているときに
猫がしっぽを激しく振り始めたら、
嫌がっている証拠です。

また、猫によってはうなったり
人の体に噛み付いてくることもあります。

それらのサインが見られたら、
すみやかに猫を解放してあげてください。

してはいけない抱っこのしかた

嫌がる猫

猫は好きだけど、猫のことはあまり知らない。
そんな人がよくしてしまいがちな
【良くない抱き方(持ち上げ方)】が3つあります。

  • 首の皮をつまんで持ち上げる
  • 腕をつかんで持ち上げる
  • 下半身をダランとさせたまま脇だけを支える

このような方法で猫を持ち上げてしまうと、
猫が嫌がるという以前に
猫の体に大きな負担を与えてしまうため、
子猫・成猫に関係なく、してはいけません。

特に子猫の場合、
【首の皮をつまんで持ち上げる】方法を
試してみたくなる人は結構多いようです。

でも、母猫がそうしているからとって
【人もそうした方が良い】わけではないことを
しっかりと覚えておいて下さい。

まとめ

「抱っこが嫌いな猫」をいきなり一足飛びで
「抱っこが大好きな猫」にすることは、
そう簡単ではないと思いますが、

「抱っこしてもそれなにり受け入れてくれる猫」
にすることであれば、それほど大変ではないかも
しれません!

そして、それがいつしか
「抱っこ大好き!」に変わっていく日も、
そう遠くはないのかもしれませんよ☆

また、【スキンシップとしての抱っこ】
という意味だけでなく、猫の具合が悪い時や
猫の身に危険が差し迫ったときのためにも、
抱っこを受け入れてもらえるようになっておくことは
とても大切です。

あせらずゆっくりと、スキンシップを通して
抱っこに馴れ合うことから始めましょう!

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