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猫が水を飲まない(汗)摂取量を増やす15の方法

こんにちは ^^ みらいです。

猫も人と同じように、
水の摂取量が不足していると
体調不良を起こしやすくなります。

とくに
ドライフードが食事の基本となりがちな
家猫の場合、慢性的な
水分不足を起こしている可能性が高く、

それがさまざまな病気の原因となっている
と考えられています。

そこで今回は、
愛猫に十分に水を飲んでもらうための
15の工夫についてお話したいと思います。

※猫が一日に摂取すべき水分量の目安:
30ml×体重(kg)+70ml。
(4kgの猫なら190ml)。

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Contents

猫が水を飲まないときの工夫

食事中の水分摂取を増やす3つの方法

1.食事にウェットフードを取り入れる

ネコのウェットフード

猫にも喜ばれつつ、なおかつ自然に
水分摂取量をいちばん簡単に増やす方法は
『フードをウェットフードに変えること』。

保存性とコストが魅力のドライフードは
水分が10%程度にまで抑えられています。

それに対して、ウェットフードは
約80%が水分という内容になっています。

全食ウェットフードにしなくても、
2食中1食をウェットフードにしたり
ドライとウェットを半々で混ぜるなどして
与えるようにするだけで、
水分摂取量はグッと上がります。

2.フードに水分を追加する

全食ウェットフードを与えている猫なら
更に水分を加える必要はありませんが、

ドライフードが基本食の場合や
ウェットと半々で与えている場合などは、
フードに水(ぬるま湯)を加えると
無理なく水分摂取量を増やせます。

猫によっては完全にふやけたフードより
フード+水(スープ)のような
硬さが残ったままのフードの方を
好んで食べたがるコもいるので、
愛猫の好みを探ってみましょう。

3.食事の回数を増やす

フード自体の水分を増やすのではなく、
食事の回数を増やすことで
食後に水を飲む回数が増えて、結果的に
水分摂取量が増えることがあります。

愛猫の『水の好み』を探る5つの方法

好みの水に思いを馳せる猫

1.浄水器や煮沸で塩素を除去する

水道水を好んで飲む猫もいますが、
やはり塩素が残留していない水の方が
猫の飲水としても適しています。

煮沸による脱塩素化を図るより
蛇口に簡易浄水器をつける方が、簡単・
確実に有害物質を浄化できるので、
まずは浄水器の使用をオススメします。

2.新鮮な水がいつでも飲めるようにする

食事前に置き水を入れ替えたり
ピュアクリスタルなどの電動給水器で
常に新鮮な水が飲めるようにしておくと、
猫が水を飲みやすくなります。

※電動給水器は、飼い主の手入れ不足で
水質を悪化させているケースが多いので、
使用する際には十分な注意が必要です。

3.ぬるま湯を与える

ぬるま湯を好む猫は多いです。
人にとってもそうですが、猫にとっても
ぬるま湯は体への負担も少ないため、
積極的に与えたいものです。

4.魚や肉のゆで汁を与える

ただのぬるま湯以上に猫が好むのが
『肉や魚のゆで汁』。
味付けされたものではなく、
肉や魚をボイルしただけのゆで汁を
そのまま、あるいは薄めて差し出すと、
喜んで飲む猫は多いです。

与える時は猫がヤケドしないよう
温度に気をつけてください。

5.またたび水を与えてみる

またたびが好きな猫なら、
水にまたたびエキス(粉)を混ぜて
与えてみるのも効果的です。

ただし、与え過ぎは禁物です。
一般的には1日に0.25~0.5g程度が
適量とされていますが、基本的には
常用するものではないと
考えておきましょう。

水分摂取量がアップする器の工夫7つ

水を飲む猫

1.器を変えてみる

例えば今使っている容器がステンレスなら
陶器製のものに変えてみるなど、
器の種類を変えるだけでも味に変化が出て
水を飲むようになることがあります。

また、同じ陶製でも器の厚みやふちの形・
器の高さなどによって、
水を飲む量が変わることがあります。

ちなみに、安価な柄入りの陶磁器は
鉛やカドミウムの影響が心配なため、
使わないほうが無難です。

2.器を大きく(小さく)する

多くの猫が、水を飲むときに
器にヒゲがあたることを嫌うようです。

そこで器を一回り大きくしたり
口の広い器に変えるなどしてみると、
猫が水を飲むようになりやすくなります。

また、これとは反対に、
人が飲むコップのようなものからだと
好んで水を飲みたがる猫もいます。

普段から人の食べ物や飲み物に対して
興味を示しがちな猫なら、
コップの水を飲むかもしれません。

コップに水をなみなみと注いで、
猫の目の前に置いてみましょう。

3.水飲み場を変えてみる

水入れを今までとは違う場所に置くことで
猫が水を飲み始めることがあります。

ごはんの食器とセットにして
水を置いている場合が多いと思いますが、
猫が普段よくくつろいでいる場所の近くや
人の行き来が少ない静かな場所に
水飲み場を用意してみましょう。

4.器の数を増やす

複数の猫と暮らしている場合、
他の猫と共用の水飲み器だと
嫌がって水を飲まなくなる猫がいます。

新しく器を用意するだけで
水を飲むようになる猫もいるので、
できれば1匹1器になるように
器を用意しておきたいものですね。

5.水飲み場の数を増やす

『わざわざ水を飲みに水飲み場に行く』
というよりは、何かのついでや
気が向いたときにすぐ水が飲めるよう
あちこちに水飲み場を用意しておくと、
猫が水を飲む機会が増える場合があります。

6.手から与えてみる

フードでもよくありがちなのですが、
器で与えるとそっぽを向いていても、
手から与えると口にすることがあります。

猫が必要とする水分の全てを
毎日手からあげるのは無理がありますが、
スキンシップを兼ねた水分摂取法として
取り入れてみるのも良いでしょう。

7.器を洗うときはここに注意

食器を洗うときに、人の食器と同じように
台所用洗剤を使って洗っていませんか?

特に合成洗剤の場合、洗剤の匂いや
洗剤成分が器に残っていることが原因で、
猫が水を飲まなくなることがあります。

汚れがひどくなければ、基本的に
水洗い、湯洗いだけで大丈夫です。

汚れが気になるようなら石鹸や重曹・
クエン酸など少しでも害の少ないものを
少量使うにとどめましょう。

また、使用後は洗浄成分を
しっかり水で洗い流しておきましょう。

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それでも水を飲まないときは

猫が自主的に飲んでくれるのが一番ですが、
すでに体調が悪化しているなどの理由で
猫が自主的に水を飲むことが難しい場合は、
飼い主の手助けが必要です。

この場合に役に立つ道具としては

  • シリンジ(注射器)
  • スポイド
  • 哺乳瓶
  • ストローなどがあります。

病気などで猫の食欲が落ちたときなど、
強制給餌や投薬のために使うことがある
シリンジやスポイド。

いざという時のためにも、元気なときから
用意しておいたほうが良いものですが、
実際に用意している飼い主さんはまだまだ
多くはないようです。

そこで役に立つのがストロー。
ストローなら近所のスーパーやコンビニ・
100円ショップ等でも入手できます。

☆ 道具を使った給水のコツ ☆

いきなりストローやシリンジなどで
水を飲ませようとしても難しいので、
ふだんから慣れさせておくと安心です。

多くの猫が好む『魚や肉の茹で汁』や
『チューブ入りのペースト状のおやつ』を
水で薄めたものなどをストローに入れて、

普段から少しずつ慣れてもらっておくと、
水だけでも飲んでくれやすくなります。

まとめ

「猫があまり水を飲んでいない…」
そう感じて不安になったときは、
飲み水と食事に含まれる水分量が
30ml×体重(kg)+70mlに達しているか、
まずは計算してみましょう。

この目安を下回っているからといって
即刻危険というわけではないですが、
日常的に摂取不足が続くと
やはり体調に異変をきたしやすくなります。

すでに慢性的な水分の摂取不足や、下痢・
嘔吐などの体調不良が生じている場合は、
猫の背中の皮を軽くつまんでみて
離したときにすんなり元に戻るかどうか
確認してみてください。

つまんだ形から元に戻りづらいようなら
脱水症に陥っている可能性が高いので、
すぐに病院へ連れて行ってください。

猫は本来、水だけを別に飲むというよりは、
ネズミなどを丸ごと食べることによって
【生命を活かすために必要な“生きた水”】
を摂取しながら命をつないできた動物です。

ですから、水分摂取について考えるときも
できるだけ本来の食性に近づけられるよう、
水の鮮度や温度・含まれている成分等にも
配慮してあげたいところです。

また、水にはイオン化したミネラルや
クリスタル岩塩をほんの少し(~0.1%)
加えてあげると、より活性化するので
おススメです☆

水は生命をつなぐ物質として
とても重要な役割を果たしています。

水を日常生活の中で上手に取り入れて、
愛猫も私たちもいつまでも健やかで
あり続けたいものですね。

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