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猫は痛みを我慢する?こんなサインが見られたら要注意!

こんにちは^^ みらいです。

猫は体のどこかに痛みを感じていても、
本能的にそれを隠そうとします。

そのせいでよく
「猫は痛みを感じないの?」とか
「猫って鈍感なの?」

などと言われたりしがちですが、
決してそんなことはありません。

猫はただ、我慢強いだけなのです。

とはいえ
普段から注意して愛猫を観察していると、
僅かなサインに気付けることもあります。

そこで今日は、
猫が痛みを感じている時に見られがちな
しぐさや見た目の変化について、
ご紹介したいと思います。

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Contents

猫が痛みを感じている時のサイン

動かない

猫が痛みを感じているとき
一番多く見られるサインが、
【動かずじっとしている】です。

うずくまって丸まり、
じっと痛みに堪えています。

また、全く動かなくなる以外にも、
いつもより動きがゆっくりしていたり
動きがギクシャクしていたりするなど、
普段と違う様子が見られる場合があります。

関節炎や内臓疾患・歯周病などによって
強い痛みを感じている可能性があります。

食べない・食べるのがいつもより遅い

口内炎や歯周病になっていたり、
胃腸や肝臓・腎臓など、
内臓に何らかの不調を起こしている場合に、
食べるのがいつもより遅くなったり
食欲が落ちたりすることがあります。

また、高いところから落ちるなどして
歯を折ってしまった場合にも、
歯の神経が露出しているので
痛みを感じて食べなくなることがあります。

ご飯を食べなくなった時は、
まずは口の中に異変がないか
チェックしてみましょう。

口の中に問題がなさそうなら、
内臓疾患による痛みが原因かもしれません。

いずれにしても、
2日以上食べないままでいると危険なので、
早めに獣医さんに相談してください。

遊ばない

いつもより元気がなく、
遊びに誘ってものってこない場合、
どこかしら具合が悪い可能性があります。

いつもと比べて食欲はどうか?
うんちやおしっこに異常はないか?
よだれを垂らしたり歯ぎしりをするなど、
普段と違う様子はないか?

よく観察してあげてください。

同じところをなめ続ける

痛みにまだ少し余裕があるとき、
猫は痛い所をなめ続けることがあります。

その結果、舌で自分の体を傷つけてしまい、
皮膚の状態を悪くすることもあります。

猫が同じ場所を執拗になめていたら、
皮膚の表面に異変がないか、
体内にしこりなどの異常がないか、
よく確認してみてください。

グルーミングをしない

痛みがひどくなってくると、
猫はグルーミングをしなくなります。

口の中に異常がないか、食欲はどうか、
触って痛がるところはないか など
全身をくまなくチェックしてあげて下さい。

イライラしている

痛みからくるストレスから、
いつもよりイライラして
攻撃的になることがあります。

また、
自分の身を守るための本能的な行為として、
飼い主や他の猫に対して
いつもより攻撃的になることがあります。

触られるのを嫌がる・怒る

体に痛みがあると、
体に触れようとしたときに嫌がったり、
場合によっては怒って噛み付いてきたり
することがあります。

今まで平気だったのに、
急に触られることを嫌がりだしたなら、
それは痛みのせいかもしれません。

逃げる・隠れる

痛みが強くて守りの体勢に入っているとき、
猫は逃げたり隠れたりしやすくなります。
押入れやクローゼットの中から出てこない、
ベッドの下で丸一日過ごしている、など、
明らかにいつもと様子が違うなら、
どこが具合が悪い可能性が大です。

猫が怖がったり嫌がったりするような事が
最近あったわけでもないのに、
急に猫が逃げ隠れするようになったら、
体調不良を疑ってみましょう。

ウロウロして落ち着きがない

猫が落ち着きなくウロウロしているとき、
痛みを我慢していることがあります。

足を引きずったりしていないか、
しきりに立ち止まって
どこかをなめ続けたりしていないか、

立ったり横たわったりを
頻繁に繰り返したりしていないか、 など
よくチェックしてみてください。

高いところに上がらない

お腹が痛かったり関節が痛かったりすると、
普段好んで上がっている高いところにも
上がらなくなることがあります。

いつもより動きが鈍くないか、
食欲はあるか、など、
他の項目と合わせて
よくチェックするようにしましょう。

高いところから下りてこない

高いところに上がったものの
いつまでたっても下りてこない場合、
自力で降りられなくなっていることが
あります。

手足に痛みを感じていたり、
内臓に異変があるなどして
痛くて動けなくなっていることもあるので、
あまりに長時間下りてこないようなら
飼い主さんがそっと下ろしてあげて下さい。

そして、体に異常がないか
くまなく見てあげてください。

トイレ以外の場所で排泄する

今まできちんとトイレで排泄していたのに
急にトイレ以外の場所で排泄しだした場合、
膀胱炎や尿路結石などが原因で
痛みを感じていることがあります。

何度もトイレに行ったり、
おしっこがきちんと出ていないようなら、
下部尿路疾患である可能性が高いので、
すぐに獣医の診断を受けましょう。

スプレー行為をするようになる

それほど多く見られることではないですが、
まれに痛みによるストレスから
スプレー行為にいたる猫がいます。

イライラいていたり落ち着きがなかったり、
他にもいつもと違うところがないか
よく見てあげてください。

眠りが浅くなる

猫が痛みを抱えている場合、
普段より眠りが浅くなることがあります。

寝てもすぐに起きてきたりして
あまり良く眠れていないようなら、
体に異変がないかチェックしてみましょう。

普段と違う声で鳴いている

普段はおとなしい猫でも、
痛みがひどいと鳴くことがあります。

普段とは鳴き方が違っていたり
切なげな声を出して鳴いているなど、
いつもと様子が違うと感じた時は、
どこか具合が悪いところがないか
よく見てあげてください。

ずっとゴロゴロいっている

猫は甘えているときだけでなく、
痛みによるストレスを感じているときも
ゴロゴロいいます。

近寄ってくるでもなく
うずくまってゴロゴロいっているようなら、
どこか具合が悪い可能性があります。

猫が痛みを感じている時の見た目の変化

  • 毛にツヤがなくパサついている
  • 耳をたおして(ねかせて)いる
  • ヒゲが下を向いている
  • 目を合わせようとしない
  • 睨むような目つきになっている

猫の我慢にいち早く気付けるように、
【痛みを感じている時のサイン】と
【痛みを感じている時の見た目の変化】を
よく確認しておくようにしましょう。

まとめ:痛みのサインを見逃さない為に

猫の場合、その我慢強さが災いして、
気付いたときには重症化していることも
少なくないようです。

ですので
猫の痛みのサインに気付いた時は、
できるだけ早く獣医に相談することを
オススメします。

痛みの原因や程度によって
様子を見ていて大丈夫なこともあれば、
すぐに病院へ連れて行く必要があることも
あるかと思います。

飼い主として注意しておきたいことは、
【猫の痛みのサインを見逃さない】こと。

普段から猫の様子をよく観察しておき、
何かあったときには
すぐに痛みのサインをキャッチして、
対応してあげられる飼い主でいたいですね!

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