こんにちは^^ みらいです。
あなたは毎年
寒い季節が近づいてくるたびに、
「猫の寒さ対策をどうしよう?」と
思ったりしていませんか?
愛猫のことを考えていると、際限なく
「もっとよい寒さ対策はないかな?」と
探したり試したりしたくなりますよね。
今日は、
電気を使う暖房器具と
電気を使わない寒さ対策について、
私なりに調べたり試したりしてきて
良いと思ったものを、それぞれまとめて
ご紹介したいと思います。
電気をつけっぱなしにしない方法や
電気を使わない暖のとり方など
なるべく体に負担が少ない方法について
まとめてみました。
参考にしていただけると幸いです。
Contents
オススメしたい暖房器具
暖房器具は便利な半面、
使い方を誤ると火災や感電・やけどなどの
事故につながる危険性があります。
また、猫の体調への影響について
不安を感じながら暖房器具を使っている、
という飼い主さんも多いようです。
そこで、
少しでも安心・安全に使える暖房器具を
3つ、ご紹介したいと思います
電気を使う暖房器具としてオススメしたいベスト3
- エアコン
- ペット用コタツ
- ペット用ホットカーペット
それぞれのメリットと
オススメの使い方について、
一つずつご説明していきますね。
1.エアコンを猫の暖房に使う
メリット1:猫の活動を妨げない
エアコンは部屋全体を温めるため、
猫の活動域を狭めずに済みます。
エアコンは付けずにコタツだけ、という
飼い主さんのお話を聞いていると、
「猫がそこから1日中ほぼ動かない。」
「動かないのでそばに水を置いたら
首だけのばして飲んでいる」
「朝出かけてから帰宅して
エアコンを付けるまでの間に、
一度もトイレに行った形跡がない」
というような話もよく耳にします。
外猫と違って家猫は活動域が狭いので、
もともと運動量が不足しがちです。
運動不足による体力低下を防ぐためにも、
ある程度の室温(18~23℃ぐらい)は
保っておいたほうが良いのではないかと
私は考えています。
また、寒さでトイレを我慢してしまうと
腎臓に負担がかかりやすくなるので、
すでに腎臓を悪くしている猫は
特に室温には注意が必要です。
メリット2:常時ONにしていても、それほど電気代はかからない
電気代が気になって
出かける時はエアコンを切っている、
という人も多いようですが、
わが家では、春と秋以外は基本的に
エアコンは入れたままにしています。
立地や部屋の条件によって
一概に言えないところもありますが、
少なくともマンションのような建物なら、
エアコンは入れっぱなしのほうが
むしろ無駄に電気を使わないと聞きました。
実際に、入れっぱなしにした年と
つけたり消したりした年を比較してみると、
わが家では入れっぱなしにした年の方が
ひと月の電気代が安かったです。
(マンション角部屋の最上階)
メリット3:体力の低下を防ぐ
暖房なしでも元気なら良いのですが、
例えばうちの猫の場合
保護した時猫風邪にかかっていたので、
今でも寒くなるとクシャミ・鼻水が出ます。
過去には熱を出して
1本1万円の注射を打ちに
病院へ行ったこともあるので、
寒さ対策は必須です。
若くて健康的な猫であれば、
エアコンなしでも多少の暑さ寒さは
【程良いストレス】ですみますが、
高齢の猫や病気の猫などの場合は、
室温の低下がそのまま体温の低下・
免疫力の低下につながりやすいため、
注意が必要です。
無理をさせて病気になるぐらいなら、
猫にとって快適な室温が保つほうが良い。
私はそう思っています。
メリット4:事故やケガの危険性が低い
ストーブなど他の暖房器具と比較すると、
エアコンは猫が近づきにくい場所にある為、
猫のいたずらによる被害や
近付き過ぎによるケガの危険性が
とても低くなっています。
電気やガス・石油ストーブなどと比べると、
安心度・安全度が非常に高いです。
☆ つけっぱなしが気になる人は ☆
タイマーで夕方から朝型だけONにする
2.ペット用コタツ
メリット1:温度設定が人用より安全
メリット2:ヒーター保護網がついている
メリット3:コードのショート・断線対策
わざわペット用のコタツを買わなくても、
人用のコタツで十分じゃないか?
と思う人も多い製品ではありますが、
年々使用者は増えています。
その理由は、やはりなんといっても
その安全性・安心度の高さ。
人用のコタツは相対的に温度が高く、
猫が低温やけどを起こしてしまうことも
少なくありません。
そのため、ペット用コタツでは
室温20度でコタツ中心部の温度が31度
となるように設計されています。
また、
電源コードはスチール管とPVC皮膜による
2重保護コード仕様となっているため、
感電・断線・防水対策も万全です。
部屋全体を温めずに
猫に寒さをしのいでもらいたい場合、
狭い範囲で空間を保温するタイプのものが
オススメです。
コタツ形は電気を入れなくても
簡単に保温空間を作り出せるので、
寒さが強いときだけ電気を入れる、
というような使い方をするのに便利です。
☆ つけっぱなしが気になる人は ☆
- タイマーで夕方から朝型だけONにする
(タイマーは別で用意) - 電気をつけずに湯たんぽを入れておく
- ひざ掛けなどを重ね掛けする
- アルミマットを下に敷く
3.ペット用ホットカーペット
メリット1:温度設定が人用より安全
メリット2:防水仕様になっている
メリット3:コードのショート・断線対策
メリット4:省電力
ペット用ホットカーペットもコタツ同様、
よりペットに適した仕様になっていて、
低温やけどや電気コードの安全対策が
しっかりとなされています。
温度設定は多くの商品で
表面38度前後、裏面30度前後となっていて、
人用ほど熱くなりすぎないのが特徴です。
また、
防水仕様になっている製品もあるなど
よりペットに適した作りになっているため、
常用するなら人用を代用するより、
ペット専用品の使用をオススメします。
☆ つけっぱなしが気になる人は ☆
- タイマーで夕方から朝型だけONにする
(タイマーは別で用意) - ひざ掛けなどを併用する
- アルミマットを下に敷く
- ペットベッドと併用する
- 段ボール箱などで周囲を囲む
電気を使わない寒さ対策
災害時や停電時に備えるという意味でも、
普段から暖房器具と併用して、あるいは
単独で使える寒さ対策として、
【電気を使わない防寒スペース】を
一つは用意しておきたいところです。
電気を使わずにできる寒さ対策としては
次のようなものがあります。
- ドーム型ペットベッド
- 段ボール箱
- 発泡スチロール箱
- 湯たんぽ
毛布や厚めのバスタオルなどと併用して
保温効果を高めることで、
猫自身の体温を温存できるようにします。
また、暖かい空気は上に上がりやすいので、
その空気を逃さないように
上部が囲われた空間を作るのも効果的です。
下に一枚アルミマットを敷いたり
上にひざ掛けなどを一枚追加するだけでも
保温効果は格段に高まるので、
いざという時のためにも
猫が潜り込めるスペースを作っておくと
安心です。
猫自身の体温だけでは厳しい寒さの時は
湯たんぽが役に立ちます。
ただし長時間高温の状態が続くため、
直接猫の体に触れないよう、
触れてもやけどしないよう、
十分な注意が必要です。
まとめ
人が家にいる時はまだしも
長時間家を留守にする時は、
暖房を入れたままにしておくべきか
入れずにいくべきか…
悩ましいところですよね。
火災や事故などを起こすことなく
猫の健康も守れるように、
暖房器具や防寒対策グッズを
上手に使い分けて、
万全の寒さ対策をとりたいものですね