こんにちは!みらいです。
「猫はマイペースで気まぐれだから、
褒めて何かをさせようとしても無理」
などと、よく言われていますよね。
私も過去に何度か
おだてて言うことを聞かせようとして、
失敗に終わったことがあります。
だから最初は
「やっぱり猫ってそうなんだ」
と思っていました。
でも、長く一緒に暮らしていくうちに
だんだん「案外そんなことないかも?」
と思うようになってきました。
ただし、人間や犬を褒める時とは
ちょっと違う気遣いは必要であると言えそうです。
そこで今日は、猫に対する褒め効果を
最大限に引きだすコツについて
ご紹介してみたいと思います。
猫の褒め方が上手になればなるほど、
猫ともっと仲良く楽しく暮らせるようになりますよ!
Contents
猫を褒めるときに心がけたいこと
いちばん大事なのは “感動を伝えること”
猫を褒める時に一番大事なのは、
そのときに使う言葉や態度にのせる “感情” の部分です。
猫はそこに込められた “感情” を
何よりも敏感に察知しています。
もちろん、
褒めるときに使うと効果的な言葉や
撫で方のパターンというものはありますが、
それだけでは猫に飼い主さんの “感動” は伝わりません。
とはいえ、オーバーリアクションになりすぎると
それはそれで猫に引かれて恥ずかしい思いをするだけ…
ということにもなりかねないので、
基本は『感じたことを素直にありのままに+α』
ぐらいで良いと思います。
そして、 『ガンガン褒める』 というよりは
『しみじみ褒める』 感じの方が、
猫のまんざらでもなさそうな表情が見られやすくて、
さらにノッてきてくれやすい感じがします!
褒める時のタイミングにも気をつける
あとひとつ
気をつけておいたほうが良いと思うのは、
『褒める時のタイミング』です。
褒める時は、
褒めたいと思った行動を猫が起こしたあと
“すぐに” 褒めることが大切です。
具体的には “3秒以内に褒める” のが良いようです。
できれば1秒以内が最適とも言われていますが、
例えば “褒めながらご褒美のおやつを用意する”
というような感じであれば、最終的にご褒美を出すまでに
5秒くらい経っていても、私はそれほど問題ないと思っています。
とにかく基本は “言葉で褒める” こと。
褒める言葉を口にするまでに時間が空いてしまうと、
猫の意識が別のことに移ってしまうので、
飼い主が何に対して褒め言葉を口にしているのかが
猫に伝わらなくなってしまいます。
スポンサーリンク
『褒めたい気持ち』をうまくのせやすい言葉や態度
言葉で褒める
猫を褒めるときによく使われている言葉で、
猫にも褒めていることが伝わりやすい言葉の例をまとめました。
- すごいね~
- 賢いね~
- えらいね~
- カワイイね~
- べっぴんさんだね~
- いい子だね~
- おりこうさんだね~
- キレイな瞳(め)だね~
- 毛並みがキレイだね~
- かっこいいね~
- シュッとしてるね~
- 男前だね~ …など。
態度で褒める
言葉だけでは気持ちを伝え足りない!
そんな時には少しアクションを加えてみるのも効果的です。
例えば、
- うるさくない程度にパチパチと手(指先程度)をたたいて喜んでみる
- 満面の笑みを見せる
- うっとりゆっくりまばたきをしてみせる
- くねくね身悶えしてみる …など。
最後の『くねくね身悶えしてみる』などは、
他に人がいるときにはやりにくかったりもしますが、
猫がワクワクしているときにお尻をフリフリするのと
同じような感じでクネクネしてみると、
結構『ご機嫌感』が伝わりやすいようです。^^
遊ぶ
遊ぶのが大好きな猫だったら、褒めた後で
猫が好きな遊びに突入するのも良いと思います。
『褒められるようなことをしたらもっと楽しいことが起こる』
という一種の関連付けです。
なでる
褒めるときに撫でる、というのが一番ポピュラーだと思いますが、
あまりベタベタされるのが好きではないタイプの猫だったら、
ササッと軽く撫でるぐらいで止めておきましょう。
しつこくすると、むしろ「嫌なことをされた」と思われてしまいます。
ご褒美としておやつをあげる
あげ過ぎは禁物ですが、
ときにはおやつをあげるのも良いと思います。
個人的には、市販のおやつは添加物などが気になるので
あまりあげたくありませんが、やはり
『茹でささみ』よりは『おやつ』の方が断然喜びます。
まとめ: “おだてる” ではなくあくまでも “褒める”
「猫に接する時は子供に接するときと同じような感覚で…」
とよく言われていますが、どちらかというと
私はむしろ反対のイメージを持っています。
つまり、 “子供” ではなく “一人前の大人”
に接するときと同じような感覚で接する方が良い、と考えているのです。
なぜかというと、大人(もっといえば『紳士・淑女』)に
接するような気持ちで賞賛したほうが、
明らかに猫の気持ちをくすぐっているような手応えを感じるからです。
もっとも、褒める対象がまだ小さな子猫であれば、
この考え方はそこまで当てはまらなくなるかもしれません。
ただ、『喜ばせる』という感覚よりは
『うっとりさせる』感覚で接したほうが、
相対的に明らかに反応が良いと感じています。
褒めることもコミュニケーションの一環
猫を褒めるときには、
『コミュニケーションをはかる』という気持ちを持つことが
何より大切なのではないかな~、と私は思っています。
たくさん褒めて、たくさんの幸せを
猫と分かち合っていけたらいいですね。