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猫の良くない叱り方。正しいと思っていた方法もNGだった?

こんにちは!みらい(美礼)です。

猫がしてほしくないことをした時、
できるだけ『正しい叱り方』をしようと
努力している人は多いと思います。

でも、その『正しい叱り方』って
正しく猫に伝わってないんじゃない?
そう思うことも結構多い気がしませんか?

今日は、私が普段からしないように気をつけている
『猫の良くない叱り方』について
お話ししていきたいと思います。

ネットや本で見た
『正しい叱り方』を試しているうちに、

「そもそも『正しい叱り方』って何なんだ?」

と思うようになってきたことから、
自分なりの叱る時の要点をまとめてみました。

よければ参考にしてみて下さい。

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Contents

してはいけない「猫のだめな叱り方」

×大声をだしたり怒鳴るように叱る

大きな口を開けた猫

一番やってしまいがちなのが、
この大声で叱ったり、怒鳴ったりすること。

猫は人よりもうんと耳が良いので、
大きな音が苦手です。

大声や怒鳴り声は、
猫に対して「音で攻撃」しているのと
同じことであるといえそうです。

×目を合わせたまま延々と怒り続ける

こちらをにらみつける猫

猫は人が何を言っているのか、
その全てを理解することはできない。
と言われています。

とはいえ、飼い主が自分に向かって
『何か文句を言っている』
という雰囲気はちゃんと察知しています!

延々と猫に向かって「お説教」を続けても、
猫にうるさがられて反撃を食らうか
思いっきりそっぽを向かれるかするだけです。

何より、猫にとって
長時間目を合わせられるというのは、
大変な緊急事態です。

あなたが猫の目を見つめるということは、
いわばあなたが猫にケンカを売っているようなもの。

絶対に目を合わせたまま叱リ続けてはいけません。

×その日の気分で叱ったり叱らなかったりする

飼い主の気まぐれに戸惑う猫

猫が同じ(してほしくない)ことをしていても、
その時の気分で叱ったり叱らなかったりしていると、

猫から
「今日は飼い主さん、虫の居所でも悪いのかニャ~」
なんて思われるだけで終わってしまいます。

してはいけないことに関しては、
一貫して「ダメ」を伝えましょう。

×叱る時に名前を言う

名前を呼ばれて驚く猫

これもよくしてしまいがちですが、
あなたは猫を叱るとき、つい猫の名前を
口にしてしまったりしていませんか?

たまにだったら大丈夫ですが、
あまりひんぱんに繰り返してしまうと、
そのうち名前を呼んだだけで

「叱られた!」
と思われるようになってしまうので、
気をつけておきましょう。

×叩いたり蹴ったりするなどの体罰を加える

猫を厳しく叱る人

特にしないよう心がけておかなくてはいけません。
猫にとっては自分より何倍も大きな生き物である人間。

たとえ飼い主さんが
猫パンチや猫キックと同じような感覚で
自分の手足を出したとしても、

叱られている側の猫にとっては
『恐怖をともなう攻撃』にしか映りません。

×逃げる猫を追いかけ回す

叱られてうんざりしている猫

叱ったときに猫が逃げたら、
しつこく深追いしないようにしましょう。

逃げていった時点で、猫は
叱られたということを十分に認識しています。

追いかけ回してまで叱ろうとすると、
猫に強い不安や恐怖を与えることになってしまいます。

×猫を捕まえて離さない

人に捕まえられた猫

猫にコンコンとお説教をするべく、
がっちりと捕まえて離さない。
というのもNGです。

ただ単に
『嫌なことをする人』だと
認定されてしまいます…。

『正しい叱り方』の中で個人的に「?」と思っていること

『正しい猫の叱り方』として、
昔から紹介されている方法がいくつかあります。

でも、実際に試してみると、
個人的にはどれもあまり効果的だとは思えませんでした。

クエスチョンマーク

ちなみに私の感覚では、猫と良好な関係を保ちつつ
一番効果があると思えたのは、【アボリジニ方式】です。
(アボリジニ方式:繰り返しトツトツとお願いする方法。)

ここから先では、
『正しい猫の叱り方』として
よく紹介されている方法を実際に試してみて、
私が感じたことについて書いてみたいと思います。
(個人的には特にNGに入った3つの叱り方)

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いたずらをした時に物が落ちたり大きな音がするようなしかけをする

物が落ちたり大きな音がするようなしかけは、
はじめのうちは有効かもしれません。

しかし、猫が慣れてしまえば
単なる生活音の一部となってしまいます。

実際に、あるお家の猫は
毎日盛大に物を落としたり壊したりしていても、
まったく意に介していませんでした。

それどころか、中にはわざと物を落として
飼い主の気をひこうとする猫もいたりします。

飼い主を見下ろす猫

『落とされて困るものは出しておかない』
というスタイルを基本にするのが、
やはり得策と言えそうです。

叱らなくてもよい環境を人間側で整えること。

何よりそれが第一ですね。

ちなみにわが家では、
私自身がうるさいのが苦手なこともあって、
この方法は完全にNGです。

マンション住まいということもありますし、
騒音には気をつけています。

両面テープを貼る

ガムテープ

わが家の猫の場合、
上ってほしくないところには意外と上がらないので、
爪を立ててほしくない柱や扉などで試してみました。

しかし、場所によっては粘着剤で建具を痛めてしまったり、
表面に猫の毛がついてすぐに効果がなくなってしまったりして、
あまり有益ではありませんでした。

見た目もあまり美しくないですし、
猫より人のほうが不快度が高めで…
結局長くは続きませんでした。

霧吹きで水をかける

水滴

そもそも霧吹きで水をかける方法というのは、
どうしたって『飼い主が嫌なことをしている図』
にしかならないような気がします…。

少なくとも、私は実際に試してみて
そう思われていると感じたので、
すぐにやめました。

猫がいたずらをしたときに、
その対象物から何かが直接スプレーされるような
(昆虫やスカンクが悪臭を放つみたいな感じの)
方法がとれるのであれば、

水嫌いの猫にとっては
強力な対策になりそうだな~。
とは思います。

水に濡れたまま水を飲む猫

まとめ:緊急時以外は極力叱らず、『伝える努力』をする

猫がいたずらをしたとき、
場合によっては猫の身の安全を心配するあまり、
ついキツく叱ってしまったりすることもありますよね。

とはいえ、その思いがいつも正しく伝わるとは限りません。

愛猫のためを思って叱ったつもりが
嫌われてしまったりしたら…
泣くに泣けませんよね。

私たち飼い主がいつも気をつけておきたいことは、
あくまでも “ してはいけないこと ” を
『叱る』という意識ではなく
『伝える』という気持ちで猫と接すること。

そして、できるだけ猫の気持ちを察して、
事前にいたずらや危険を回避する対策を
普段からしておくこと。

この心構えが大切ではないかなと
私は思っています。

猫を叱りそうになった時は
ぜひこのことを思い出してくださいね!

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